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栗栖ひろみ

(くりす・ひろみ)

1942年東京生まれ。早稲田大学夜間部卒業。80〜82年『少年少女信仰偉人伝・全8巻』(日本教会新報社)、82〜83年『信仰に生きた人たち・全8巻』(ニューライフ出版社)刊行。以後、伝記や評伝の執筆を続け、90年『医者ルカの物語』(ロバ通信社)刊行。また、猫のファンタジーを書き始め、2012年『猫おばさんのコーヒーショップ』で日本動物児童文学奨励賞を受賞。15年より、クリスチャントゥデイで中・高生向けの信仰偉人伝の連載を始める。20年『ジーザス ラブズ ミー 日本を愛したJ・ヘボンの生涯』(一粒社)刊行。現在もキリスト教書、伝記、ファンタジーの分野で執筆を続けている。

記事一覧

  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(8)血と汗を流して

    1962年5月。SCLC(南部キリスト者指導会議)の委員会のメンバーであるフレッド・リー・シャトルワーズ牧師は、バーミングハムの大学生たちと非暴力運動を推し進めてきた。

    2015年10月29日12時09分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(7)自由のためのバス運動と、暴力の応酬

    1961年になると、CORE(人種平等会議)は座り込み運動を街頭に進出させる必要があると提案した。そして5月4日。白人黒人双方の志願者の中から、6人ずつが選ばれCOREのオブザーバーと共に長距離バスに乗った。

    2015年10月08日7時39分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(6)カウンター式食堂の差別撤廃

    1960年1月。キングはモントゴメリーの教会を辞任し、家族と共にアトランタのエベニーザ教会の近くに引っ越した。彼の愛用している肘掛け椅子の後ろには、ガンジーの写真が掲げられてあった。

    2015年09月24日7時11分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(5)自由への大いなる歩み

    1957年1月28日をもってバス・ボイコット運動が終わった。キングは一躍黒人指導者として脚光を浴び、海外でも知られるようになった。しかし、彼の体力はこのとき限界にきていた。

    2015年09月10日19時11分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(4)神は永遠に味方する

    バス・ボイコット運動が成功するにつれて、白人差別主義者たちの妨害も激しいものになってきた。年が変わると、W・A・ゲイル市長は、「人種差別主義団体モントゴメリー市民会議」に加盟したことを正式に発表。

    2015年08月27日7時55分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(3)バス・ボイコット運動の始まり

    1955年12月1日。下町のデパートでお針子をしているローザ・パークス夫人は、帰宅しようとバスに乗った。そして、同僚である3人の黒人と一緒に白人専用席のすぐ後ろの席に座ったところ、間もなく大勢の白人がどやどやと乗り込んできた。

    2015年08月14日7時21分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(2)非暴力の思想と出会う

    1949年1月。インドの指導的人物マハトマ・ガンジーが暗殺されたというニュースが世界を駆け巡り、多くの人が無抵抗主義によって差別と闘ったこの偉大な人の死を悲しんだ。

    2015年07月30日8時44分
  • 非暴力で差別と闘った人―キング牧師の生涯(1)どうして黒人は差別されるの?

    1929年1月15日。米国ジョージア州アトランタのバプテスト教会牧師マイケル・ルーサー・キングとアルバータの間に男の子が生まれた。子どもはマーティンと名付けられ、姉のウィリー・クリスティンと弟のアルフレッド・ダニエルと共に美しい町で何不自由なく育った。

    2015年07月16日18時43分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(最終回) 結び

    明治39年(1906年)になると、救世軍の事業も広がり、労働紹介所、木賃宿「箱船屋」、学生寄宿舎、女中寄宿舎、救世軍料理屋、神戸水夫館など新しい事業が開始された。これらの事業は伝道と相まって社会に大きな感化を与えることになった。

    2015年06月30日21時23分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(9) 廃娼運動の火

    軍平は、救世軍本営において娼妓(しょうぎ)解放の運動を起こすことを提案した。そして、大佐プラードと少佐デュースと共にこの運動の先駆者モルフィを名古屋市南久屋町に訪ね、いろいろと必要なことを教えてもらった。

    2015年06月16日22時38分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(8) 平民の福音

    明治30年の9月。軍平は山田彌十郎(やまだ・やじゅうろう)と共に、三崎町に日本救世軍の小隊(教会)を作った。そして熱心に伝道すると共に、聖書で言われている「隣人を愛せよ」ということを行動を通して世の中に示していかなくてはならないと感じた。

    2015年05月30日22時06分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(7) 救世軍に身を投じる

    明治28年(1895年)10月半ば、軍平は救世軍本営のライト大佐に面会に行く。ライト大佐はすぐに彼に入隊を勧めた。しかし、彼はもう少し勉強をしてから入隊したいと思った。

    2015年05月20日12時06分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(6) 売られる少女、捨てられる子ども

    明治24年10月のことである。岐阜から愛知にまたがる濃尾地方に大きな地震があり、家は残らず倒れ、火事が発生、辺りは焼け野原になった。死体が累々と横たわり、幼い子どもは泣くことも忘れたように茫然(ぼうぜん)と肉親の傍に立ちつくしていた。

    2015年05月01日17時08分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(5) 飲まず食わずの日々

    軍平は東京に戻らず、そのまま同志社に留まりたいと強く願った。京都の同志社には社会の第一線で活躍している人物が多数出入りし、有名な教授がそろっていたからである。

    2015年04月21日1時36分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(4) 人生の転機

    明治21年(1888年)9月。軍平は築地活版所を辞め、伝道学校に通うことになった。築地福音教会の会員で実業家の山中孝之助(やまなか・こうのすけ)という人が彼の生活を助け、学校に行って学ぶようにと勧めたからであった。

    2015年04月06日20時18分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(3) キリスト教に入信する

    明治20年(1887年)冬。その日も軍平はいつものように昼食を早めに済ませて散歩に出かけた。と、祝橋(いわいばし)の所まで来ると、人々が騒いでいる。

    2015年03月17日13時38分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(2) 悲しい出会い

    松浦鳳之進の元に下宿してから一カ月ほど経ったある日。築地活版所で少年職工を求めているという知らせが来たので、直ちに軍平は紹介状を持って向かった。面接に通り、いよいよ社会人としての第一歩を踏み出したわけである。

    2015年02月28日12時15分
  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(1) 強さと優しさと

    明治19年(1886年)8月。ここは東京の新橋(しんばし)である。商店街はにぎわい、人々が行き交う間を人力車夫が威勢のいい掛け声と共に車を引いて通り過ぎてゆく。そんな中に、一人のみずぼらしい身なりの少年が辻(つじ)から辻へとうろついていた。

    2015年02月19日13時51分
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