今、もっとも注目を集めるメディア「ツイッター」。何が便利なのか?どう使えばいいのか?はたして伝道ツールとして役に立つのか?初心者にもわかるように解説する。
■ まったく新しいメディア
想像してみてほしい。大勢の人が行き交う街の中で、すれ違う人の心の中の考え、人と人が雑談している内容が、まるで漫画の吹き出しのように文字になって現れるとしたら。実は、それがまさにツイッターの世界だ。しかも、気になる相手にはこちらから気軽にアプローチできる。それだけではない。広く情報を発信できるため、ひとつのメディアとして十分な効力を発揮するのだ。
いまツイッターを伝道に用いる理由はいくつかある。一つは、いままさにツイッターに人と情報が集まっており、利用者の反応が大きいということだ。流行が終われば、当然利用者の反応は鈍くなる。ツイッターを伝道に用いるならば、いますぐ始めることを強くお勧めする。
ツイッターの日本での登録ユーザー数は、今年1月現在で500万人に上ると言われている。日本のマスメディアを巻き込んだツイッター人気の高まりをみると、この数字が今後さらに伸びることは確実だ。ツイッター日本語版を運営するデジタルガレージ社は、登録ユーザー数の年内目標を1000万人と発表している。
大勢の人に1度で容易に情報発信できるのがツイッターの魅力だ。自分の発信した情報(つぶやき)を読んでくれる人(フォロワー)を数百人、数千人と簡単に増やすことができる。しかも、フォロワーになってほしい人を簡単に探し出すことが可能だ。検索機能をうまく使うことによって、たとえば自分の教会の近くに住むたくさんのツイッター利用者を見つけることができる。
では、ツイッターだけをしていれば、人が教会につながるのかといえば、そうではない。ツイッターはあくまで、教会につながる可能性のある人に接触するツールにすぎない。しかし、ツイッターを教会のホームページやブログとうまく連動させることで、それらの人々を教会につなげる道が見えてくる。
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