アジアの諸教会の指導者を育成することを目的として1970年に設立されたアジア神学協議会(ATA)の日本支部(ATA/J)の総会が11月15日午後1時から、神戸ルーテル神学校(神戸市中央区)で行われた。このATA/Jに加盟する福音主義神学校6校が組織するアジア神学大学院・日本校(AGST/J)の学位取得者の発表会が同日、同校で行われた。
大塚篤氏(日本イエス・キリスト教団・神戸生田教会牧師)が神学専門修士、佐々木哲夫氏(東北学院大学教授)が神学博士、朴寿吉氏(在日大韓基督教会総幹事)が牧会学博士、藤原導夫氏(日本バプテスト教会連合・市川北教会牧師)が牧会学博士の学位をそれぞれ取得してから、その後の研究や最近の動向について発題があった。このほか込尾隆義氏(アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団・富山の入善キリスト教会)も学位を受けたが、当日は欠席した。
朴寿吉牧師(在日大韓基督教会総幹事)