毎年1月に超教派で行う断食祈祷聖会(同実行委員会主催)が1月17日から19日まで東京中央教会(東京都新宿区)で今年も開催される。今年のテーマは「混迷する世界に福音を伝える」。参加者は断食をし、日本と世界の祝福を祈りこむ。
この聖会は、キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)創設者、故・ビル・ブライト氏の提唱によって99年から始まった。当時は日本各地で断食の祈祷集会が開催され、東京の集会ではブライト氏自らが来日してメッセージを伝えた。その後も同聖会の継続を望む声が多く、毎年開催を続けてきた。今年で13回目を迎える。
日本のプロテスタント宣教151年目を迎えた昨年の聖会では、プロテスタント宣教の新しい半世紀を祈りで歩み出そうと、参加者が連日、日本の福音化のために熱心な祈りをささげた。「変革期におけるクリスチャンの使命」を全体テーマに、第5回日本伝道会議(JCE5)で企画推進プログラム局長を務めた竿代照夫氏(イムマヌエル綜合伝道団代表)らが講演した。
今年の講師には、今野東氏(参議院議員)、清瀬弘毅氏(小石川白山教会牧師)、蔦田康毅氏(宣教師)、岩永茉莉子氏(教師)、相澤寛氏(伝道者)、金子耕弐氏(ファミリー・フォーラム・ジャパン)、岸本紘氏(川越聖書教会牧師)、趙泳相氏(宣教師)、ウイリアム・ウッド氏(宣教師)、中台孝雄氏(HiBA代表)、内藤留吉氏(日本基督教団総幹事)を迎える。
参加費は1日のみが1000円、2日参加は1500円、全日参加で2000円。17日、18日の午後6時半から同8時まで行われる一般公開集会は参加無料(席上献金あり)。問い合わせは、同委員会(03・ 3291・5035)。