昨年の自殺者は3万1560人で、前年より1285人(3・9%)減ったものの、1998年から13年連続で3万人を超えたことが警察庁のまとめた自殺者数(速報値)で7日、わかった。
自殺者の内訳は、男性が2万2178人(前年比5・5%減)、女性が9382人(同0・1%増)と、依然として男性の自殺率が極めて高い。
都道府県別の自殺者は、東京が最多の2938人、次いで大阪が2031人、神奈川が1810人。一方、最少は徳島の168人で、鳥取178人、福井201人と続いた。
また、自殺者の大幅な減少が見られた都道府県として、117人(前年比24・6%)減で359人の三重、94人(同17・3%)減で449人の青森、70人(同16・0%)減で368人の秋田などがあった。