【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は11月27日、新任の山口英一駐バチカン大使の信任状を受け取った。
バチカン放送によると、教皇は大使への挨拶で、日本と教皇庁が特にこの60年間に築いてきた非常に友好な関係を喜び、これからもよりいっそうの関係強化を要望した。
日本が周辺地域と国際社会で担う重要な役割に触れ、教皇は、日本が国連との関連において、極東地域の特に発展途上国での平和と民主主義、人権の拡大に意味ある貢献を行ってきたことを賞賛した。
教皇は、今年が広島と長崎への原爆投下の悲劇から65年が経過したことを想起、核不拡散と軍縮への努力をこれからますます忍耐強く続けて