【CJC=東京】ウィキリークスによるバチカン(ローマ教皇庁)関係の情報漏えいを有害だ、と米大使館が強く非難した。800通以上の文書がバチカンについて触れており、そのうち700通以上が同大使館から発信されたもの、とカトリック系CNA通信が報じている。
内容は、バチカンの情報活動、国家安全、内部統治、米国務省との関係などにわたってお
さらにバチカン関係文書には中国、キューバ、イラク、イスラエル、ベネズエラ、ベトナムに関するものも含まれている。
大使館の報道担当者は、情報漏えいが大使館の活動を危うくするかどうか明らかにしなかった。国務省も出先の各大使館も、漏えいされたものかどうかを含め、コメントしない、と指摘している。
英紙テレグラフは11月29日、さらにバチカン関係の文書が、この数週間に公表される、と報じた。