【CJC=東京】米YMCAが7月12日、新しいブランド戦略を発表したことに、YMCA世界同盟(本部ジュネーブ)は14日、この戦略が米国の運動にだけ適用されるもので、全世界のYMCA運動に対するものではないことを断言したい、とする声明を発表した。米国の新ブランド戦略の中にYMCAから『ザ・Y』への名称変更があったことに内外の反響が大きかった。声明は要旨、次の通り。
世界規模のYMCA運動が各国125の自立YMCA運動から成り立っており、それぞれの地域の事情や会員制度などについて独自のコミュニケーション、ブランド戦略を立てている。
1844年に創設、4500万人の会員を擁するYMCAは、世界最古、最大の青年運動の一つであり、その活動は社会正義と平和のため、特にユース(青年)に力を入れている。
世界同盟の働きは、能力開発、コミュニケーション、青年育成プログラムなどの中で、青年や地域に対する地域や国単位のYMCAを支援することにある。