立教大学は21日、日本聖公会宣教150周年を記念して来日する英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏に名誉博士学位を授与する。同日午後4時から、授与式と記念講演会が同大学池袋キャンパスのチャペルで行われる。
ウィリアムズ氏は22日にも、同キャンパスで開催される記念プログラムに出席。さらに23日午後1時半からは、東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京都文京区)で行われる日本聖公会宣教150年記念礼拝で説教する。さらに、25日と26日には桃山学院(大阪府和泉市)の学院創立125周年・大学開学50周年を祝う記念感謝礼拝と記念式典に出席する予定だ。
立教大学は日本聖公会系のキリスト教主義大学で、1859年に渡来した米国聖公会宣教師チャニング・M・ウィリアムズの設立した私塾「立教学校」を母体としている。同大学はこれまでに、マイクロソフト・コーポレーション会長のビル・ゲイツ氏(00年)、06年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏(07年)などに名誉博士学位を授与している。