【ジュネーブ=CJC】世界教会会議(WCC)はジュネーブで開催していた中央委を終了、2010年1月に新総幹事が就任、13年に第10回大会を韓国の釜山で開催することへ向けて準備に入るが、2010年度の予算縮小も迫られている。
中央委は08年の監査報告と09年予算修正案を承認した。財務部長報告は、09年前半が厳しかったとしている。
この6月、支出3870万スイス・フランの予算は、収入予測の減少に合わせ100万スイス・フラン削減に修正された。加盟教会の負担金、献金が減少、さらにスイス・フランの上昇による、実質収入減が拍車をかけている。
中央委財務委員会のディーン・アンダース・ガデガアルド委員長は「09年後半にはさらに寄付金などの減少が予想される」と言う。さらに10年の収入は5〜10%減少が予想される。
10年の予算規模は現在3550万スイス・フランと見込まれている。予算案は11月1日までに提出され、10年2月に常議員会で最終決定される。