アフリカ東部の「アフリカの角」に位置する乾燥した灌木地のジブチは、1977年にフランスから独立を果たす。今は平和を享受しているが、深刻な社会・経済問題に苦しんでいる。国家的な問題には、広範な飢饉、極度の失業、人身売買、売春、薬物乱用などがある。西側の軍隊の存在は、平穏で安全な雰囲気を作り出すのに役立っている。ジブチを自国の価値観に従わせようとするイスラム主義者の声が、現在の自由を破壊しないよう祈ろう。
イスラム教は国家の宗教であり、ほとんど全ての国民の宗教でもあるが、外国人にはかなりの信仰の自由がある。改宗は厳密には違法ではないが、推奨されていない。改宗に関心を持つだけでも、激しい迫害を受ける危険性がある。
ジブチの福音化と国家的、社会的、経済的安定のために祈っていただきたい。
■ ジブチの宗教人口
イスラム 97・03%
プロテスタント 0・14%
カトリック 0・8%
エチオピア正教 0・81%
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