そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。「ラザロよ。出て来なさい」(ヨハネ11:43)
ラザロは死んだ後、墓に葬られ4日たっていたので、体は腐って悪臭を放つほどの状態でした。しかし、創造主であるキリストによる「ラザロよ。出て来なさい」という御声により、死んで体が腐敗していたラザロが、完全に癒やされてよみがえるという奇跡が起こりました。
神にとって不可能なことはありません。キリストにあって、信仰者の復活は必ずあるのです。
死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔(ま)かれ、朽ちないものによみがえらされ、卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ、弱いもので蒔かれ、強いものによみがえらされ、血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるのです。(1コリント15:42〜44)
朽ち、滅びる者として人は生まれましたが、キリストを信じるなら、死んでも朽ちない者として復活します。卑しい罪人が、栄光ある聖者に変えられます。
滅びる血肉の体から、神の御霊に属する体(御霊で生きる体)、神の栄光体へと復活するという神の御業が現れるのです。
私たちの罪の身代わりに、イエス・キリストは十字架刑で死なれ、3日目に復活してよみがえりました。この歴史的事実により、キリストを信じる私たちも、キリストと同じように復活して、天の御国に入れられます。
私たちが御国に入れるための道を、キリストは備えてくださいました。ここに希望があります。
◇