国内外で活躍しているクリスチャン・シンガーソングライターの知保子コストナーさんが、6枚目となるアルバム「命の限り」をリリースした。これまでのアルバムはオリジナル曲のみの収録だったが、唱歌「朧月夜(おぼろづきよ)」のほか、「思い出のアルバム」「どんぐりころころ」など童謡4曲を「昔懐かしい歌メドレー」として収録。教会に行ったことのない人にも手渡しやすいよう、日本人になじみの深い曲を盛り込んだ。
オリジナル曲は5曲で、このうち「My Savior」はプロの作曲家によるデジタルオーケストラのアレンジ伴奏。他は「朧月夜」「昔懐かしい歌メドレー」含めピアノの弾き語りとなっている。
タイトル曲の「命の限り」は、「神に造られた人間が、神からいただいた愛を受け継いでいく」ことをテーマに歌った曲。静かなポップスバラードのメロディーに「パパ 覚えている?」という甘美な言葉で始まるが、後半はダイナミックでピアニスティックな曲調に一変。演奏難易度も高く苦労したというが、知保子さんは「真珠のように光り輝く響きを目指して心を込めて演奏しました」と話す。
ポップス系の曲調で始まる「悲しみの向こうに」は、波乱万丈の人生を送ってきた知保子さん自身の証しを歌った。「My Savior」は、本当の愛を知らないまま懸命に生きるが、限界に直面し、そこで初めて「My Savior(私の救い主)」の存在に気付くというメッセージが込められている。「いてくれてありがとう」は、難しい言葉ではないものの、相手に伝えることで喜びと平安を与えることができるこの一言を作品にした。コーラスアレンジの入った「See you again」は、ピアノならではの繊細な音色で、やがて来るであろう天国での再会の希望を表現した。
「朧月夜」は、静かな中にもジャズの香がする音を入れるなど、異なる要素をブレンドし、クラシック発声で歌い上げた。「昔懐かしい歌メドレー」は、「思い出のアルバム」「どんぐりころころ」「シャボン玉」「どこかで春が」の4曲によるメドレー。ピアノのアレンジは昔懐かしい歌のイメージを大切に優しく柔らかく仕上げ、「朧月夜」同様にクラシック発声で歌っている。
国立音楽大学出身の知保子さんは、かつて深い心の傷を負っていたが、回復される過程で次々に歌が与えられ、2011年にファーストアルバム「Sound from Heaven」をリリースしてデビュー。現在は自宅でピアノ教室や創作活動をしながら、教会のほか、幼稚園や保育園、大学、カフェ、レストラン、病院、福祉施設などでコンサートを行っている。ドイツやハワイ、米国本土でもツアーを開催しており、深い心の傷から癒された体験をもとに、心に傷を持つ人々の癒やしを願い歌い続けている。
昨年12月にリリースした5枚目アルバム「三本の木」以来、半年ぶりのアルバムで、知保子さんは、新アルバムへの思いを次のように語る。
「このアルバムをお聴きくださった方々、特に神様の愛をご存じない方々からの『神様の愛を知ることができ、希望を持つことができました』というお言葉に驚いています。クリスチャンであるか否かという壁を超えて、真実の愛をお伝えするための道具として、このアルバムが用いられることを心から願い祈っています」
アルバム「命の限り」の収録曲は下記の通り。
- 命の限り
- 悲しみの向こうに
- My Savior
- いてくれてありがとう
- See you again
- 朧月夜
- 昔懐かしい歌メドレー(「思い出のアルバム」「どんぐりころころ」「シャボン玉」「どこかで春が」)
価格は税込500円。送料は包装代含め1枚140円(2枚の場合は160円、枚数が多い場合は別途メールで問い合わせを)。支払いは、CD到着後に指定の郵便口座(手数料無料)または銀行口座に振り込み。申し込みは、氏名、枚数、住所、電話番号を明記の上、メール([email protected])で。
知保子さんの公式サイトには、昨年4月にリリースした4枚目アルバム「Caring Love 支え愛」や、5枚目アルバム「三本の木」にまつわる証しも掲載されている。
■ アルバム「命の限り」プロモーションビデオ
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