青森県弘前市は23日、カトリック弘前教会など同市に古くからある建築物22件を「趣のある建物」に指定した。河北新報などが伝えた。
「趣のある建物」は、明治・大正時代の洋風建築物を中心に古くからの建造物が多く残る同市をアピールしようと市が企画したもので、専門家10人で構成される検討委員会が75件の候補から歴史的雰囲気、老舗などで由緒あるもの、文化的意義などを考慮し選定した。
カトリック弘前教会は、1910年(明治43年)年に建築されたロマネスク様式の木造建築物。オランダの聖トマス教会から譲り受けたゴシック様式の祭壇も魅力。