3年に1度開催される国際福音主義学生連盟(IFES)の東アジア地区大会(EARC)が8月4日から9日まで、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される。同大会が日本で開催されるのは今回が初めてで、IFESに加盟するキリスト者学生会(KGK)がホスト団体として用意を進めている。
大会テーマは、「X-tension 〜さあ、再建にとりかかろう〜」(ネヘミヤ記2:18)。神との関係、家族や友人、恋人との関係、アジア諸国の隣人たちとの関係など立て直さなければいけない課題が多い現代で、それらを立て直そうとするとき生まれる「Tension(緊張感)」が「X」、つまりキリスト(キリスト(ΧΡΙΣΤΟΣ、クリストス)の頭文字が「X」)とつながるとき、それが神の国の拡大(Extension)のスタートになる、ということを意味する。
アジア諸国から400人近くが参加する予定で、IFES東アジア地区総主事のギデオン・ユン氏がネヘミヤ記の聖書講解をするほか、「真の交わり―国境なきキリスト者―」「日本における教会と国家」など充実した10の分科会が用意されている。
テーマソング「X-tension」も作られ、大会に向けて立てられた各準備委員会がそれぞれの祈祷課題を分かち合いながら用意を進めている。
今回ホスト役を務めるKGKは1947年に早稲田大学で始まり、今年で設立60周年目を迎える学生伝道団体。8月9日には60周年記念大会も行われる。