人生
過去を処理すること
昨日の問題を放っておいて今日の幸せはありません。罪の告白とは、過去に犯した罪の清算です。主の前に過去の罪の赦(ゆる)しを願うことと、自分が周囲の人に対して犯した罪も思い出してみましょう。その問題も、いずれは解決の必要があります。心の中にしまっておける罪は1つもありません。いつも喜べる人生とは、罪意識を持ち、過去の処理ができることなのです。
相手の失敗の中から自分の責任を見つけることができる―そのような人は幸いです。過去を振り向いて自分を知ること。過去の中にあなたの未来があります。私たちには過去の生活習慣があります。従って、どう生きるかは、過去をどう改めるか、どこに問題があるのかを知ることにかかっています。
私はこうなりたい。しかし、なかなかできない。なぜでしょうか? それは、自分の弱さを本当に知っていないからです。考える自分と、そうしたくない自分のポイントが見つかると、簡単に直せます。しかし、そのポイントが分からないと、いつまでたっても根本的に直らないのです。
心の痛み、健康上の悩み―そういうことに対して、その本当の原因を突き止め、それに対して治療に専念し、注意を払い、時間、心、考え、全てに集中すれば、必ず完治するのです。このように、心の問題も、その元である過去にまでさかのぼって原因を見つけると、直すために必要なことが分かってきます。
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」(Ⅰペテロ5:7)
「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです」(ヤコブ1:2、3)
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ローマ8:28)
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