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この時聖書を開いた

この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(3)古里伝道を目指して 遠藤誠一

2016年2月20日18時25分 執筆者 : カレブの会
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関連タグ:カレブの会

古里伝道を目指して
元中学・高校聾学校教師(理科)現在:中学校非常勤講師 遠藤誠一

「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」(マルコによる福音書16章15節、口語訳聖書)

定年退職を機に、私の古里への伝道を目指して東京から島根県安来(やすぎ)市にUターンしました。もう3年半になります。妻は会津出身なので、全く見知らぬ土地に住むことになりますが、付いて来てくれました。

古里の安来市は人口4万2千人ですが、その割には教会が三つしかなく、毎週礼拝しているのは二つだけです。私たちは、母教会と同じ日本基督教団安来教会に行きました。無牧で、3~4人の高齢の方々の礼拝で、あと数年で閉鎖の計画があったようです。

しかし、私たちが行くようになって復活し、昨年は会堂がリフォームされ、教職者も与えられ、礼拝も月に1回ぐらいは、8~10人になりました。クリスマス、イースターなどには15~20人になります。

数年ぶりに特別集会が今年3回行われ、20~45人の方々を迎えることができました。私は現在教職を目指して、独学中です。Uターンするに当たり、何をどのようにしていったらよいか妻と共に祈っていました。そのような時に大学の先輩、小川吾朗さんから「カレブの会」への案内をいただき、参加しました。

その会で、両親と共に生活することになることを話すと、小川さんから、両親伝道の「こつ」は、① 認め(尊敬し)、② 受け入れ、③ 仕えることです、と自分の証しをしてくださいました。古里伝道の基本は「エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」(使徒行伝1章8節)とのイエス様の言葉のように、まず身近なエルサレム、つまり両親、親族、友人から伝道していくことと考え、祈り、活動してきました。

両親は85歳で、米とイチゴを栽培しています。今、40年間の両親のための祈りは聞かれるようになってきました。月1回ぐらいの礼拝に、近所の父の弟夫妻と共に来るようになりました。さらに、クリスマス、イースターなどにはいとこ、友人なども来るようになりました。

今は、妻と共に地域に出掛けて人間関係を作り、伝道につなげようとしています。50代から80代までの人々が活動するゴムバンド体操、町内の農業関係の活動、友人が主催するブドウのオーナー会、妻が関わる会津会などなど、80人ぐらいの方々と関係を持つことができました。

相手の誕生日を聞いて誕生カードやささやかなプレゼントを送ると、「初めて誕生カード、プレゼントをいただきました」と感謝の電話をもらい、そこからさらに、関係が深まっていく。ちょっとした工夫です。そのような活動の中から、教会の特別集会に数人が来るようになりました。

また、両親の協力のもと、わが家のイチゴ畑を開放してもらい、「イチゴ狩りの集い」を計画したら20人ほど、大学生5人を含む人が集まりました。さらに、「イチゴ狩りと子どもの集い」には、43人の大人と子どもが参加しました。その他、地域教会のイチゴ狩り(80人参加)などにも用いられています。今後も、工夫を凝らした活動をしていきたいと考えています。

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*

【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

《 目次詳細を表示 》 / 《 非表示 》

目次
 巻頭言 約束を信じた人々     「カレブの会」代表  小川 吾朗

私が教えられたこと①
一章 愛・希望・勇気を人間関係から学んで

営業経験を生かした人脈造り                市村昌三郎
古里伝道を目指して                   遠藤 誠一
なくなる食物のためではなく                香川 和生
三つのチャレンジ                     北原 祥光
聖句 隣人を愛しなさいは、私の人生の永遠のテーマです   佐藤 文紀
教育の原点は愛にあり                   原田 浩司
仕事と人生                        本田 英一
キリストに接木されて                   山本 文夫
主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる        横倉 順治
仕える者に                        吉田 富次

私が教えられたこと②
二章 クリスチャンビジネスマンの使命を与えられて

三回のリストラからの奇跡的な解放             秋山 幹生
定年ではなく、墜落による退職とその後           伊藤 博康
一所懸命から一生懸命へ                  志田 保夫
クリスチャンビジネスの原点                棚沢 英樹
神様が示される道を求めて                 田宮  清
私は〝スルメ〟                      根田 裕道
存在感のある人になる                   八尋 隆幸
主の恵み・世と誠実にかかわる               山田 貫司
権威に従う                        星野 隆三

私が教えられたこと③
三章 主と共に夢実現の道を歩んで

いつも相談に応じてくださる神さまに感謝!         伊藤 紘一
クリスチャンの「コレクティブハウス」を創ろう       江波戸啓悟
神様の深いご配慮に守られて                加々美 要
退職経験から学んだこと─主の救いと導きに感謝─      神山  武
数々の試練を通して与えられた教訓             門谷 晥一
困難を極めた就職活動・悪戦苦闘の日々と神様の恩寵     来間 幸夫
御言葉が示すミッションとビジネスの成功法則        田口 誠弘
私たちの心は燃えていたではないか             谷  雅史
傘寿を迎えて                       西山 久生
ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる         畠山 義則
「主と同行二人」で歩む                  藤田 達雄
主の恵みに生かされて。リタイアの前、直後、そして今    吉野 輝雄

◇

カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:カレブの会
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