同性愛や性同一性障害に関連した書籍を昨年8月に盗まれていた岐阜県図書館(岐阜市)が、再び盗難被害に遭った。今回も盗まれたのは、同性愛や性同一性障害をテーマにした本だという。中日新聞が21日伝えた。
同紙によると、今回盗まれたのは計26冊、約7万3千円相当。11月30日〜12月10日に蔵書を点検し集計したところ、15日に26冊がなくなっていることが分かったという。いずれも貸し出しなどは行っていないため、盗まれた可能性が高い。
昨年8月には、岐阜県図書館で36冊、岐阜市立図書館で24冊、いずれも同性愛や性同一性障害に関する本が盗まれ、両図書館は警察に被害届を出していた。岐阜県図書館はその後、24冊を再購入していたが、今回そのうち17冊が再び盗まれたという。