この日は、宮城県塩釜市にあるキリスト塩釜ともしびチャペル牧師の平島望氏が参加し、聖書のメッセージを語った。平島氏は、突然の大地震で囚人が逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした看守に対して「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる」と語ったパウロの言葉(使徒言行録16・28)を引用し、「パウロを通して、イエス様が、私はここにいる、自害してはいけない、自分の人生を絶望してはいけない、あきらめてはいけないとおっしゃっている」と説いた。また、「本当に苦しい中にあるときに、クリスチャンの祈りがある、教会の祈りがあるということを私たちに教えてくれている」と語った。
平島氏は、「遠く離れている東京で祈ってくださるみなさんのその祈りが、被災者お一人おひとりの支えになり、寄り添う力になる」と語り、「さらにこの祈りを続けていただきたい」と訴えた。