【CJC=東京】近く刊行される『ニュー・アメリカン・バイブル改訂版』(NABRE)に盛り込まれた変更点のいくつかが明らかになった。
“ホロコースト”(1970年訳)は、旧約聖書の犠牲を参照して“燔祭”(バーント・オファリング)に置換されている。
“暗い谷”(ダークバレー)は、今や"死の影の谷"より伝統的な“死の陰の谷”に、日本語では同じ穀物とも訳される“シリアル”は“グレイン”に変更された。
イザヤ書7・14の“おとめ”(バージン)は“若い女性”(ヤング・ウーマン)に変わった。ただカトリック版では、脚注に“おとめ”をも意味する、と記されている。