旧東海道約500キロを歩く伝道イベント「東海道五十三次ウォーク・ウィズ・ジーザス」の報告会が8月31日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで行われた。同スタッフ代表の姫井雅夫・総動員伝道代表は、教派を越えて全国から様々な教会の協力があったことを強調し、「(教会間の)連帯が生まれてきた」とイベント開催の成果を語った。
企画は2年前、日本のプロテスタント宣教150周年を迎える09年に全国規模の伝道活動をしようと呼びかけていた総動員伝道に、ジョナサン・ベネディクト宣教師(ファミリー・フォーラム・ジャパン)が「東海道を歩いて、イエス・キリストの証しをしたい」と提案したことから始まった。東海道の各宿場にある教会に協力を呼びかけ、全国の教会に参加を募った。伴走車は祈りによって荷物スペースの十分あるロングバンが与えられ、ムラサキ・スポーツの協力により「ウォーク・ウィズ・ジーザス」のロゴ入りTシャツを作成。1区間からの参加も含め、初日の8月3日までに約50人の参加登録者が集まった。
8月3日に東京・日本橋を出発した一行は29日、旧東海道を忠実に歩きながら予定通りの日程で京都・三条大橋に到着。全期間の合計参加人数は、部分参加も含めて総勢100人を越えた。一行は旧東海道沿いにある50以上の教会を訪れ、宿泊場所や食事などの提供を受けながら、賛美と祈りで地域の教会を励ましていった。
参加者や関係者ら約20人が出席した報告会では、訪れた教会や参加者の写った写真をスライドで映し出して全日程を振り返った後、参加者がイベント期間中に受けた恵みを自由に分かち合っていた。