Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー
刑務所伝道シリーズ

刑務所伝道シリーズ(23)自分の居場所を探し求めて

2017年10月3日07時03分
  • ツイート
印刷
関連タグ:進藤龍也「罪人の友」主イエス・キリスト教会刑務所伝道ミニストリー
刑務所伝道シリーズ(23) 自分の居場所を探し求めて+
進藤龍也牧師(左)とKさん。少しずつだが、教会のメンバーとも話をするようになった。

「罪人の友」主イエス・キリスト教会(罪友教会、埼玉県川口市、進藤龍也牧師)に異色の若者が集うようになった。マジックが得意なKさん(25)。彼のマジックは、目の前で見ていても仕掛けが分からず、「超能力ではないか」と思わせるほど完成度が高い。Kさんがマジックを始めたきっかけは、「人と話したいから」。彼の人生に何があったのだろうか。Kさんに話を聞いた。

Kさんが生まれ育ったのは四国の香川県。幼い頃から人付き合いがとにかく苦手。小学生の頃は、いつも1人でいたという思い出しか残っていないという。友達がほしいと思っていても、どうしたらよいか分からない。大好きな動物図鑑を見て過ごす時間が唯一の楽しみだった。

中学生になっても、友だちができることはなかった。そればかりか、壮絶ないじめに遭うようになった。仲間はずれにされ、ばい菌扱いもされた。給食に消しゴムのカスを入れられ、しまいには担任の先生までもが自分のことをバカにするようになった。

一方、家庭では、両親は共働き。父親は家庭を顧みず、家に寄り付かなかった。たまに帰ってきたかと思えば、母親に暴力を振るう。ストレスがたまった母親の怒りの矛先は、優等生だった姉ではなく、いつもKさんに向けられた。こんな言葉を浴びせられたこともあったという。

「お姉ちゃんは私の子だけど、あんたは私の子ではない」

Kさんに居場所はなかった。母親が家にいる時は外に出て、公園などで時間をつぶした。母親が仕事などで1日家にいない時は家に戻り、部屋に引きこもった。

定時制の高校に進んだが、学校に対するトラウマはKさんを苦しめた。「先生も、友達も信用できない・・・」。入学して1年もたたないうちに退学。両親の家を離れ、祖父母の家に身を寄せることにした。

高校を退学したKさんは、アルバイトを始めるものの、長続きはしなかった。人と顔を合わせるのは苦痛でたまらなかった。

しかし心の奥底で、中学時代、自分をバカにしていじめた相手への怒りを忘れることはなかった。いつか仕返ししてやる・・・。

卒業アルバムをもとにそれを実行に移すことにした。いじめていた相手の家の壁に落書きをしたり、物を壊したりして、鬱憤(うっぷん)を晴らしたのだ。

Kさんは20歳の時に脅迫および器物損壊の罪で逮捕される。執行猶予3年、懲役1年4カ月の刑が下った。

留置所にいる時に、同室だった受刑者に借りた本の中に見つけたのが、進藤牧師の著書『人はかならず、やり直せる』(中経出版)だった。

留置所を出て、しばらくはマジックバーで働いた。マジックは、小学生の時から大好きだった。Kさんは言う。

「人が驚く顔を見るのは面白い。マジックを自分がやることで、友だちができるかもしれない。コミュニケーションのきっかけになればと思っていた」

執行猶予が明けた今年春、埼玉県にある罪友教会を初めて訪れた。

とにかく今までの自分を変えたかった。それまでは自分が嫌で嫌で仕方なかった。自殺未遂は3回。「自分なんか死んでしまえばいい」。いつもそう思っていた。

進藤牧師の本を読んで、「本当に今までの自分を変えられるなら・・・」と一縷(いちる)の望みをかけて川口市までやって来たのだった。

罪友教会の雰囲気は今までに味わったことのないものだった。

「ここでやり直してみよう」

今までためたお金で川口市内にアパートを借りた。現在は飲食業界で働きながら、休日は教会で奉仕する日々を送る。

「どうしてそんなに自分のことが嫌いだったのですか」と尋ねると、こんな答えが返ってきた。

「どうしてでしょうね。でも、ずっと小さい時から、母親にかまってもらえない寂しさはどこかにあったように思います。やっぱり寂しかった。教会に来るようになって、まだまだ両親を『赦(ゆる)す』と心から言うことはできないけれど、その努力を今しているところです。教会の人からは、来た当初より顔が明るくなったと言われます。今後は、大きなことはできませんが、ごく平凡な人生が送れたらいいなと思っています」

今年夏、Kさんは埼玉県の名栗川で受洗した。

「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められる」(マタイ5:4)

Kさんの好きな聖句だ。壮絶な過去を生き抜き、やっと光に出会ったKさん。「悲しむ者」から「喜ぶ人」へ変えられるよう祈りたい。

関連タグ:進藤龍也「罪人の友」主イエス・キリスト教会刑務所伝道ミニストリー
  • ツイート

関連記事

  • マジックに福音を乗せて ゴスペル・タラント企画のカイク加藤さん

  • 刑務所伝道シリーズ(21)浮気を疑って殴った妻が帰らぬ人に

  • 「届け、福音!東へ西へ!」 元ヤクザ進藤龍也牧師 × 元暴走族リーダー野田詠氏牧師対談

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.