こんな時にどうするQ&A 聖書的原則と私の体験(4)
人を自分より優れた者と思うにはどうすればよいか
人を自分より優れた者と思うためには、まず人の欠点に目を留めないことが必要である。キリスト者といえども、私たちには罪の性質がまだ残っている。それ故、私たちは人の優れたことよりも、とかく人の欠点の方に目が行きがちである。しかし私たちは、神が私たちを見ておられる目で人を見る必要がある。
神は私たちのことを愛してくださり、イザヤ43:4に「わたしの目には、あなたは高価で尊い」とある通り、私たちのことを高価で尊い者として見てくださっているのである。私たちもまた、人をそのような愛の目をもって見ることが必要である。
そのために私たちは、イエス・キリストに見習い、神の御前にへりくだり、自分が今あるのは主から頂いたものによるということ、自分には本来何もなく、全て主から来たものであるという感謝の念を持つことが大切である。
さらにその上で、人の中にある自分にはない優れたものを見いだすことが必要である。熱心に探すなら、必ずそれはあるはずである。そして、それを主の前に差し出すときに、私たちはその人を、優れた者と思うことができるようになるのである。
ピリピ2:3に「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」とある通りである。
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(参考並びに引用資料)
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