アンディ・スタンリー氏の牧会する「ノースポイント・ミニストリーズ(North Point Ministries)」が、米誌アウトリーチ・マガジンの「米国で最も大きな教会」ランキングで1位になった。スタンリー氏は、すでに次世代のリーダー育成に焦点を当てている。
同誌のエッセイでスタンリー氏は、「私のオフィスの棚の上に飾ってある、私のお気に入りの言葉の一つは、アル・ライズさんの『フォーカス』というマーケティングの本の中からのものです。本の中でライズさんは、『次の世代の製品は、前世代からは決して生まれない』と述べています。つまり、次に来るものは、次の世代によって作られるのだ、ということです」と語っている。
スタンリー氏は、今は将来のリーダーたちを探し出す過程にあると話す。「私たちの仕事は、30代の男性と女性に投資をし続けていくことです。30代というのは、私たちが(ミニストリーを)始めようと、躍起になった時の年齢でした。私たちはいち早く情勢を察知し、規定にとらわれない新しい人材は誰なのか、注意して目を見張り、彼らに投資をしていく必要があります」
若かりし頃のスタンリー氏は、アトランタ市のテレビ伝道者であった父チャールズ・スタンリー氏の後を受け、宣教活動のスタートを切った。現在、チャールズ氏の牧会するジョージア州アルファレッタの教会は8つの枝教会を持ち、今年のイースターには7万人以上の礼拝出席者を記録した。
スタンリー氏は、自分の時代は過ぎ去り、バトンを渡さなければいけない時が来ていると認識している。「私たちはミニストリーに対し、こうあるべきという前提を持って、型、ビジョン、アプローチを作るべきではありません。私たちは80年代後半にそれらを考え出しましたが、2000年代の今、またそれらを新しく作っていくのです」。古い考えに固執している人たちに言及し、「私たちの時代は終わりです。私たちは、今の世代の人たちの成功を促進するためにここにいるのです」と述べた。
ノースポイント・ミニストリーに続き、ランキング2位はニュー・スプリング教会、3位ゲートウェイ教会、4位チャーチ・オブ・ハイランズ、5位ウィロー・クリーク・コミュニティ教会と続いた。