クリスマス(降誕祭)、ペンテコステ(聖霊降臨祭)と並ぶキリスト教三大祭のひとつであるイースター(復活祭)を記念して、首都圏の諸教会が合同で7日、「首都圏イースターのつどい」を東京都新宿区の淀橋教会で開催した。約500人が参加し、草加神召キリスト教会牧師の天野弘昌氏が「復活の希望」と題して聖書からメッセージを伝えた。天野氏は、「(神の)御子イエス・キリストを信じるならば、一人として滅びることはない。永遠の命を持つ」と説き、「聖書の真実は、どんな人にも普遍的に真理である。すべての人々の救いにつながる」と力を込めた。
イースターを機会に一人でも多くの人にイエス・キリストの福音を知ってもらおうと、首都圏の諸教会が協力して毎年この時期に開いている催しで、今年で51回目。救世軍のブラスバンドや協力教会による連合聖歌隊が出演したほか、ゴスペルシンガーの塩谷達也・美和夫妻が演奏を披露した。
天野氏は、聖書の語る人間の罪について、「罪からくる報酬は死」だと説き、「この罪の問題を唯一解決する方はイエス様です。この方が十字架にかかってあなたの罪の身代わりになって死んでくださったゆえに、私たちは赦されて、そしてあなたは永遠の命を持つことができるのです」と強調した。
集会の最後には、メッセージを聞いて信仰を決心した人々が講壇の前に進み出てともに祈り、決心を表明した。