【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)報道担当フェデリコ・ロンバルディ神父が7月12日、記者団に発表したところでは、現在ローマ郊外カステルガンドルフォで夏の休暇を過ごしている教皇べネディクト16世は、『ナザレのイエス』の3巻目を執筆中。先の2巻に続きイエスの生涯を考察するものだが、特にイエスの幼年期に焦点をあてた黙想が中心という。
教皇は、2000年前にユダヤの小村ベツレヘムで人間の家庭の一員としてこの地上に誕生した神の子について考察しながら、神の救いの計画実現にとって家庭という存在がどれほど重要な意味を持つようになったかを強調してきた。教皇は第3巻で家庭の重要さも解説するという。
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