東京・赤坂のIT関連会社「Linuxジャパン」の事務所から男性の遺体を運び出したとして、警視庁捜査1課は17日、死体遺棄容疑で、同社社長の水口克也容疑者(49)を逮捕した。遺体は発見されていないものの、昨年9月から行方不明となっている同社の50代男性役員の可能性があるとみて、経緯や遺棄場所を調べている。時事通信が同日伝えた。
同通信によると、逮捕容疑は2025年10月5~6日ごろ、Linuxジャパンの事務所にあった男性の遺体を運び出し遺棄した疑い。男性を巡っては同10月10日、「連絡がつかない」と知人女性から警察に相談が寄せられていた。当初は事件性が明確ではなかったが、今年2月に女性から再び相談があり本格的な捜査が始まった。
男性は翌月以降の予定を入れており、失踪や自殺の動機が見当たらず、生活費などの金銭の動きもなかったことから事件に巻き込まれた疑いが浮上。事務所内の複数箇所から役員の血痕が発見されたが遺体は見つからなかった。警察は、水口容疑者に任意聴取を重ねていたが、否認していたという。
Linuxジャパンは09年11月の設立。会社のホームページには、『合格への第一歩!LPICレベル1試験前に覚えておきたい基礎知識』や『これならわかる!Linux入門講座(第3版)』など、水口容疑者が執筆した専門書が複数紹介されている。
水口容疑者のものとみられるX(旧ツイッター)は2017年で更新が止まっているが、当時のプロフィールによると、「日経Linux」で連載を持ち、「日経ソフトウェア」に寄稿していたとされる。












