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人生の幸福の分岐点 安食弘幸

2024年1月17日08時19分 コラムニスト : 安食弘幸
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人生の幸福の分岐点 安食弘幸+

「あなたがたが仕えようと思うものを、今日選ぶがよい。ただし、私と私の家は主に仕える」(ヨシュア記24:15)

北海道の札幌に不思議な能力を持つ男性がいるという情報がテレビ局に寄せられました。その不思議な能力というのは、この男性は牧場を持っていて牛の乳搾りをするのですが、その時、牛のお乳に触るだけで時間をピタリと当てるというのです。

早速テレビ局のリポーターが取材に出かけます。牧場に着くと、今日もその男性は乳を搾っています。リポーターが大声で尋ねます。「スミマセーン、今、何時ですかー?」するとこの男性は牛のお乳にグイッと触ると「今10時38分だよー!」と答えるのです。

リポーターが自分の腕時計を見るとピタリと合っています。驚いたリポーターは近寄って行き、聞きます。「どうして牛のお乳を触るだけでそんなに時間が正確に分かるのですか」

この男性は澄まして答えました。「こうやって牛のお乳を触って少し上に上げると、向こう側に時計台が見えるのさ」

種明かしを聞けば「な〜んだ!そんなことか!」と納得します。同様に、今日全ての人が「幸せになること」を追求していますが、幸せになるための秘訣も単純なことの中にあるのです。

古代世界でその知恵と聡明さで評判だった古代イスラエルの王ソロモンは、次のように語っています。

「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである」(伝道者の書12:13)

つまり人間の幸福を得る鍵は、私たちを創造された神を信じ、その神が私たちを罪と死から救い出すために送られた救い主イエス・キリストを信じることなのです。

ロッキー山脈のカナダ側にバンフという場所があります。国際スキー競技場があり、美しい国立公園に囲まれています。温泉もあります。この山の上の斜面に、土地の人々が「Great Divide(大きな分岐点)」と呼んでいる所があります。

高い峰の上からチョロチョロと雪解け水が白糸の滝のようにしたたり落ちてくる真下に、一本の太い枯れ木が倒れていて、その枯れ木に当たって右側に落ちる滴もあれば、左側に落ちる滴もあります。

どこにでも見られる光景です。しかしこの場所で右に落ちるか左に落ちるかは大問題です。なぜなら、左に落ちた滴は流れ流れて、やがて太平洋に注ぎ、右に落ちた滴はやがて大西洋に注ぐのです。

枯れ木に当たって右と左に落ちる。その差はほんの少し、大した違いは無いように見えますが、実はその結果は大変な違いを生み出すのです。ですから土地の人は「Great Divide」と呼ぶのです。イエス・キリストを信じるか否かは、私たちの人生の「Great Divide(大きな分岐点)」となります。その一つを紹介します。

20世紀初頭、2人の若いユダヤ人がニューヨーク市のある小さなメソジスト教会の正午の礼拝に招待されました。そのうちの一人、アブラハム・シルバーシュタイン(Abraham Silberstein)は招待に応じて礼拝に出席しました。彼は福音を聞き、キリストを救い主として受け入れ、やがて宣教師となってユダヤ人に福音を伝えるようになったのです。

もう一方の若者は、教会に行くことを拒否しました。彼が後のレオン・トロツキー(Leon Trotsky、1879〜1940)です。彼はロシアに帰り、無神論の共産主義に人生をささげました。しかし、結局最後は共産党から疎まれる存在となり、ロシアからメキシコに逃亡しましたが、1940年に殺害されてしまいました。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

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■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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