Skip to main content
2026年6月25日17時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
不条理なる死を不可知の光で中和せよ

ちょいとヤバイ話をしようと思う(その1)

2023年12月28日22時21分 コラムニスト : 藤崎裕之
  • ツイート
印刷
関連タグ:クリスマスイースター(復活祭)ローマの信徒への手紙藤崎裕之
不条理なる死を不可知の光で中和せよ―キリスト教スピリチュアルケアとして―(59)+

不条理なる死を不可知の光で中和せよ―キリスト教スピリチュアルケアとして―(60)

「神聖は不可知ではない」とはいえない?

神について知り得る事柄は、つまり神の力と神聖(神性)は被造物に現れているのだから、われわれ人間もまたそれを知り得るのであり、「私は神を知りませ〜ん」という弁解はできないというのがパウロの言い分である(ローマ書1章18~32節参照)ような気がする。

なるほどと思いつつも、そんな簡単なことではないと多くの人が感じることではないだろうか。世界は呼吸をしている、と書くと何となくカルトっぽいが、要するに自然から呼吸を感じ取ったとしても、それなりに有意義であると思うのであるが、どうであろうか。

とはいえ、その感じ方も、またその解釈も、地域や文化、宗教でそれぞれそれなりの作法があるのではないだろうか。つまり、キリスト教の立場では、神と人間の歴史や、預言や詩編において、またキリストの福音によって示されてきたこと、要するに「言葉」で示されたことが土台になるべきであろう。何でもかんでも「自己」感性が優先するということでは困るように思う。そういう意味でキリスト教はある程度は理性的であるべきだ。

神の霊(神の呼吸というべきか)は全てに宿り得るのだから、神聖を感じる機会はそこら中に存在していてもよいのだが、いやいやそんな簡単なことではない。それが本物かどうかの見極めなど、ほぼ不可能だ。だからといって目に見えるもの、聞こえるものから、「神」について知ることはできないと、いわば現場放棄状態に自分を押し込んではならないのである。

聖書を共有する?

いわゆる「聖書のみ」というのは、権威としての「聖書」のみであって、神は「聖書でしか」知ることができないと、かたくなになるのもどうかと思う。ただし、この世界の諸々の事柄について、その価値は簡単に共有できるものではない。例えて言うなら、私が今日見た夕日の神秘さというのは、あくまで私の体験であって、それを言葉で伝えることはできても、それを誰かのために再現することは不可能なのだ。

私はあえて強調したいのであるが、聖書というものは、共有するには大変に便利なものであって、聖書を用いることによって多くの人と語り合える。聖書を共有するということから一歩も二歩も進んで、聖書によって共存していくというのが信仰共同体の一つの形でもある。とはいえ、私がここで強調したいことは、聖書は共有できるが、共感するには大変難しいものでもあるということだ。

「私は神を知りませ〜ん」という生活態度、人生態度というものは、パウロにはとても不思議であり、不愉快であっただろう。聖書という便利なもの(パウロの時代には新約聖書はまだ存在しなかったとしても、旧約聖書はあった)が、案外と身近にあるのであるから、「なぜ神を知らないというのか。なぜ神を知ろうと思わないのか」とパウロが嘆いたとして、それはそれで当然のことだろう。というようなことは、まあ、現代でもそのまま通用するであろうが・・・。

キリスト教は知られている

神についての無知はともかく、神について全く無関心でいられる人が実際にどれほどいるのか、私には見当もつかない。完全な無関心派というのは少ないと思うのであるが、関心があったとしてもなかなか「知り得ない」というのは当然だろう。というよりも見方を逆転させると、「神についての情報」があまりにも多過ぎて整理できないというのが本当のところではないだろうか。

「われわれは本物のキリスト教を伝える義務がある」と口にする人がいるが、そのような言葉はクリスマスやイースターについて言われる場合が多い。つまり、クリスマスとは何か、イースターとは何か、その本質や意義はまだまだ伝わっていないから、もっと伝えていかなければならないということであろう。いわば偽物のクリスマスやイースターがこの世に氾濫していると心配しているのであろう。

確かにその通りである。かなり怪しげな伝わり方をしているとは思う。しかし、だからこの世で祝われるクリスマスのキリストや復活のキリストは「偽者」ということになるのだろうか。教会が関わっていないなら、キリスト教徒が参加していないなら、それは「偽物」ということになるのだろうか。実のところ、私自身はそうかもしれないと思うところもある。偽物とは言わないが、本物と言うには物足りないのだ。「本物ではないが有意義ですよね」と言えるなら気が楽なのだが、物事はそんなに簡単ではない。どこかにモヤモヤしたものがあるのではないか。

パウロもあえて話題にしたこととして

もちろん、クリスマスやイースターというお祝いを共有していただけるならうれしいことだし、その内容が十分でないとしても「敵対的」な物言いをするのは控えたくはある。私が思うに、この日本においてもキリスト教というものはかなり、また相当十分に伝えられているとは思うのだ。「信者の数が増えない=キリスト教が十分伝わっていない」と解釈すべきではない。

ただ、われわれが不安に思うのは「信仰」を共有できる人が限られているということだ。少なくてもこのままでは、私が属する教会の10年後20年後を憂いたくなるのは事実だ。にぎわっている教会はうらやましい限りだ。ただし、信仰の共有というのもこれまた難題だらけで、むしろ、キリスト教世界の中のいざこざが何とも悩ましいではないか。それは聖書や伝統の理解、解釈に始まり、礼拝の形式の違い、果ては聖書の適応にまで及ぶのである。

長々と書いたが、被造物に現れたとパウロが言う「神の永遠の力と神聖(神性)」をどう受け止めるのか、そしてどのように自らの人生に実現していくのか、それはそれで大激論になるだろうが、でも、考えるべきことに違いないのだ。(続く)

<<前回へ     次回へ>>

◇

藤崎裕之

藤崎裕之

(ふじさき・ひろゆき)

1962年高知市生まれ。明治から続くクリスチャン家庭に育つ。88年同志社大学大学院神学研究科卒業。旧約聖書神学専攻。同年、日本基督教団の教師となる。現在、日本基督教団隠退教師、函館ハリストス正教会信徒。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:クリスマスイースター(復活祭)ローマの信徒への手紙藤崎裕之
  • ツイート

関連記事

  • 命の木はどこに行ったのか 再び創世記(その1)

  • 貧しさとは何であるのか(その1)

  • 詩編の味わい―結論を見いださない何かが大事なのだ(その1)

  • 「え、神の名前?」(夏の番外編)

  • 放浪も味わいであるが リベカの詐欺事件解毒(その1)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 「ヘブライズムが世界を救う」 ジーザス・ジューン・フェスティバル2026、東京・新宿で6月29日

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.