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バプテスマと救い 岡田昌弘

2022年10月30日23時57分 コラムニスト : 岡田昌弘
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関連タグ:岡田昌弘

何かに「どっぷり浸かっている」という表現があります。生活全般や思いの全てが、何か一つに集中しているときに使う言葉です。聖書では、「どっぷり浸かっている」という意味で「バプテスマ」というギリシャ語が出てきます。

1. 神の忍耐と人の従順

キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。その霊において、キリストは捕らわれの霊たちのところに行って、みことばを語られたのです。昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。(1ペテロ3:18〜20)

18節の意味を分かりやすく説明すると、「キリストは、私たちの罪の身代わりに十字架上で死なれ、肉体は死んで霊は生かされ、天の御国を相続されました。私たちも、キリストを私の罪の身代わりに死んだ神と信じるなら、肉においては死に渡され、霊においては生きることになり、天の御国に入ります」となります。

19、20節は、多くの誤解や間違いを生む危険性もありますが、私たちの救いの時代でも重要なのでペテロは語りました。イエス・キリストの福音船と、悔い改めによる乗船、罪人の聖別である水の審判に関することです。

つまり、罪に対する神の審判は、「①あなたが救いの福音船に乗るなら、聖別の水の審判の時に生き残るが、福音船がある間に罪を悔い改めず乗船しないなら滅びる、②最後の審判の時に、キリストの福音船に乗り救われた人は、第一の死後に新しい体を得て御国で永遠に生きるが、キリストの福音船に乗らず滅んだ人は、第一の死後に、最後の審判で第二の死にも遭い、永遠の炎で苦しむことになる」ということです。

「死もハデスも、その中にいる死者を出した。・・・それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である」(黙示録20:13、14)

最後の審判の時に、死とハデスという場所にいた死者が出されて裁かれ、第二の死という判決で永遠の火の燃える場所に入れられます。

2. バプテスマと救い

そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです。(1ペテロ3:21)

この節を解くなら、「ノアの時代の裁きの大洪水と、救いの箱舟の福音は、今のイエス・キリストによる救いの福音時代にあなたがたを救う水と聖霊のバプテスマをあらかじめ示した型なのです。信仰告白の水のバプテスマも、いのちである聖霊のバプテスマも、私たちの肉体を聖別するためのものでなく、聖別された良心で従順する神への誓いであり、イエス・キリストの復活により完成された、肉体が死に至る従順によるのです」となります。

「私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです」(ローマ6:4)

「心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか」(ヘブル10:22)

信仰告白である水のバプテスマにより、イエス・キリストの血で心の罪が赦(ゆる)され、肉的汚れた良心もきよめられたので、信仰による従順で神に近づくことができます。

聖書に書かれたキリストの福音によれば、信仰告白で水にどっぷり浸かる水のバプテスマを受けるならば、肉の死による罪の赦しと良心のきよめが起こり、その後の人生に対して信仰による従順を神に誓うならば、永遠のいのちである聖霊にどっぷり浸かる聖霊のバプテスマを受けて神に近づき、神と共に生きる人生に生まれ変わります。

3. 天に上る

キリストは天に上り、御使いたち、および、もろもろの権威と権力を従えて、神の右の座におられます。(1ペテロ3:22)

ギリシャ語原典を加味して解くと、「キリストは今、天に上っており、御父の全てを相続し、全ての御使いと悪魔も含めたもろもろの霊的な権威と権力を従えて、御父の右の座におられます」となります。

「私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた」「死もハデスも、その中にいる死者を出した」「それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である」(黙示録20:12〜14)

キリストは裁き主として最後の審判を行われます。大物も小物も、有名人も無名の者も、人生の記録といのちに関する記録から裁きが公平になされ、第一の死から天の御国に入る者と、永遠の死に至る第二の死に入る者とが分けられます。

それから、悪魔のいる死とハデスは、第二の死に入れられた者と共に火の池に投げ込まれるのです。

まとめ

バプテスマとは、完全に浸かるという意味で、キリストの福音によれば、イエスをキリストと告白する水のバプテスマである洗礼により、私たちの体は死に完全に浸かり、罪による死は完全に無効とされ、霊は救われて生きます。

信仰の従順を神への誓いとする者は、聖霊のバプテスマにより良心が聖別され、全き信仰により真の神に近づくことができます。神と共に生きる人生に生まれ変わり、私たちの霊は永遠のいのちの約束の中に留まり、救われます。

キリストの福音の全ては、イエスの十字架上での死と復活による救いに関することです。第一の死は皆が体験します。最後の審判をキリストが行うときに、キリストに従順した人々は救われて天の御国に入れられ、不従順な人々は悪魔と共に永遠の火の苦しみの中に入れられて滅びます。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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