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霊・魂・体

霊・魂・体(6)体:言動、行動 加治太郎

2021年10月1日18時02分 コラムニスト : 加治太郎
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霊・魂・体(6)体:言動、行動 加治太郎+

今回から、「霊・魂・体」の体に関してお話をしたいと思います。私たちの内側に住まわれる聖霊様に導かれ、物事を判断し、行動へと導かれるのです。

「あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである」(ピリピ2:13)

私たちは、教会において耳にたこができるほど、言葉遣い、行動などに関する説教や助言を兄弟姉妹たちから言われ続けたことでしょう。「愛しなさい」「仕えなさい」などと言われ、自分ではやっているという自覚があっても、周囲はそれを認めないから、認められるためにさらに愛し、仕えるように頑張るという傾向はないでしょうか。これは悪い流れで、内側から働かれる神様、聖霊様のお導きに従うのではなく、周囲の期待に応えるという悪循環になっているのを見ることができるでしょう。

私もこの罠にはまったことがありました。一時期所属していた教会で賛美チームに所属していましたが、複数のメンバーと関係がうまくいかず、初めはマタイ5:24の御言葉に導かれて動いていましたが、気付かないうちに、周囲に認められるために動いていたことに後々気付きました。当時は御言葉の知恵が不足していましたから、とにかく賛美チームのメンバー全員に認められるために必死で動いていました。牧師も、私が賛美チームの奉仕に戻ることを許さず、牧師に認められるために頑張り、賛美チームにできる限り早く戻りたい思いでいっぱいでした。皆さんも既にお気付きかもしれませんが、この時、私に明らかに不足していたのは、霊・魂・体の霊と魂への理解でした。

私がもしこの真実を理解していたならば、聖霊様のお導きにより、その実である平和により導かれ、判断をし続けていたことでしょう(参照・コロサイ3:15)。私の内側におられる神様が私に何をお語りになられ、それをどのようにして行動に移すべきかを考えることが大切だったのですが、当時の私はそのような真実に気付いていませんでした。また、そのような助言をしてくださる方もおりませんでした。なぜそのような環境に置かれているのかが頭で理解できないときほど、内側の聖霊様に耳を傾けて共に歩み続けることが非常に重要なのです。

「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」(ヨハネ7:38)

また、会社などの職場においても、あいさつの仕方からはじまり、メールの書き方、営業職であれば売り上げの結果が出ていなければさまざまな指導、他いろいろと社内教育や指示を受けることでしょう。こちらも、あくまでも言動や行動に焦点を合わせる傾向が強いので、肉眼で良い結果が出ていなければ、パフォーマンスを変えるために何らかの形で外的な圧力を加えることを通して操作し、良い結果が出ることを期待するのが一般的でしょう。部下が結果を出さなければ、何とかして結果を出させようと上司がイライラし、緊迫した雰囲気が絶えず流れることが多いのではないでしょうか。怒りをもってコントロールすることもあるでしょう。

私たちがキリストのようにこの世に送られているのは、光として暗闇の中で輝き、影響力を発揮するためです(参照・マタイ5:14)。キリストは、この地上であらゆる問題を解決されました。私たちも、この世の中にあるさまざまな場において、問題解決者として遣わされているのです。私がもし、この真実に関して知り、理解していたならば、緊迫した雰囲気にのみ込まれるのではなく、境界線を引いて、問題解決者としての役割を果たすことに焦点を合わせることができたでしょう。ビジネスにおいて何が課題で、それに対してどのような神様の知恵を用いて解決することができるかに焦点を合わせることが大切だったのです。

皆さんにお勧めしたいのは、今、信仰生活を送る中で、自分が何を動機に行動を取っているかを確認することです。聖霊様のお導きにより判断し、行動の選択をしているでしょうか。それとも、周囲の目を気にし続け、その期待に応えるために行動を選択しているでしょうか。

後者は、神様が行動へのプロセスに存在しませんから、信仰生活を送る上で正しいプロセスではありません。霊・魂・体の体だけで機能することはできないのです。すべてにおいて、私たちの内側に住まわれる神様を起点に選択し、行動に移すことが大切なのです。

「しかし、『ある人には信仰があり、またほかの人には行いがある』と言う者があろう。それなら、行いのないあなたの信仰なるものを見せてほしい。そうしたら、わたしの行いによって信仰を見せてあげよう」(ヤコブ2:18)

次回が霊・魂・体シリーズの最終回になりますが、引き続き、体に関してお話をしたいと思います。キリストがこの世に来られたのは、私たちが満ちあふれるほどに豊かな信仰生活をこの地上でも歩み通すためです(参照・ヨハネ10:10)。キリストは私たちの内側に住まわれていますから(参照・コロサイ1:27)、その豊かな霊は私たちの内側からあふれ出るのです。内側から外側へ、勝利する人生を歩み通すことが神様のご計画なのです。次回をお楽しみに!

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◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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