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霊・魂・体

霊・魂・体(3)魂:心、考え方、感情 加治太郎

2021年8月20日10時55分 コラムニスト : 加治太郎
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関連タグ:加治太郎

今回は、7回シリーズ「霊・魂・体」の3回目になりますが、魂に関してお話をしたいと思います。魂とは、心、考え方などの部分を指し示します(参照・ローマ12:1、2)。そしてこの魂の箇所が、私たちの歩む人生を決定付けると言っても言い過ぎではないでしょう。つまり、私たちが何を選択し、考え、歩み続けるかが非常に重要です。

霊・魂・体(1)霊:変わることのない神様 加治太郎

「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである」(箴言4:23)

私も日々、自分の考え方と絶えず向き合いながら、戦いながら、物事の判断、選択をし続けています。私は毎朝3時に起床するのですが、起きる気持ちになれなくても、起きる選択をすることにより、後々、良い感情を得ることができます。その後、聖書を開き、デボーションをして、お祈りをします。私の一日の生活の御力を、デボーションを通して神様から頂くのですが、この選択は私にとって非常に重要なことで、不可欠な時間です。また、このためにも、前日はさまざまな誘惑と向き合いながら、夜8時から9時の間には寝床に就いています。これらの選択は、私の一日を非常に豊かで、実のあるものにします。決して、自慢をしているのではなく、私たちが選択することは非常に大きな意味を持つということです。あなたは一日の生活の中で、何を考えることを選択しているでしょうか。私たちの選択を通して、命の泉が流れ出るのです。

結婚生活、人間関係、経済、健康、教会のミニストリーなどで問題を抱え、どうしたらいいのか分からないで困っているクリスチャンを多く知っています。問題が起きること自体を否定しているのではありません。なぜならば、この世では試練や困難に直面するからです。ただし、その苦難のあるこの世を克服されたとキリストはおっしゃいました(参照・ヨハネ16:33)。信徒たちはキリストのようですから(参照・1ヨハネ4:17)、私たちも同じようにこの世を克服しているのです。

ですから、私たちがいつもあれこれ、問題のことで頭を悩ませていることは、聖書的ではないのです。この世では苦しみ続けることが御心だと諦めることを励ますように教える教会が多くあることを知っていますが、聖書的ではないことが分かります。キリストの御体である信徒たちの足元にすべてが置かれており(参照・エペソ1:22)、今、天においても、キリストと共に座しているのですから(参照・エペソ2:6)、安らぎの中で、すべてに勝利しているということです。何という素晴らしい恵みでしょうか。

私たちはこのようにして、考え方を変えるだけで安らぎに入ることができます。皆さんは、ローンの支払い、健康診断の思わしくない結果、会社の人間関係、子どもたちの教育などで、絶えず思い煩っていないでしょうか。また、それは当然のことと諦めていないでしょうか。しかし、それは神様が願われていることではありません。いかに大きな問題に直面していても、すべては私たちの足元に置かれていること(参照・1コリント15:27)を信じ、考え方を変えましょう。私たちは、安らぎの中で物事を選択し、良い実を結ぶことができるようになります。私たちクリスチャンは、実を結ぶために、神様に選ばれているのです(参照・ヨハネ15:16)。

私たちはほとんどの場合、目にする状況や耳に入る情報を基に物事を選択しています。もちろん、そのような情報を基に選択することも必要でしょう(参照・箴言31:16)。しかし大切なことは、その選択を、御言葉を基に行ったかどうかです。御言葉であるならば、私たちの内側に住まわれるキリスト(参照・ガラテヤ2:20)から導かれます。

社会で目にした情報から恐怖を感じ、追い詰められて選択したことでしょうか。それとも、安らぎの中、神様の霊が内側から働かれ、導かれた選択だったでしょうか。学校の先生、お友達、近所の人たち、会社の上司などの反応が怖くて、恐れの中で選択するのではなく、キリストに内側から導いていただいて選択することが大切です。

聖書では、キリストから来る平和で心を治めるようにと教えています(参照・コロサイ3:15)。私たちの選択は、内側から平和を体験できるものでしょうか。このようにして、私たちが考え方を変えることによって、神様の良き、完全なご計画を知ることができるのです(参照・ローマ12:2)。

心を守るとは、いわば選択をも指し示します。申命記28章には、神様に従うときと背くとき、それぞれの結果が書かれています。考え方、心は、私たちが日々最も戦いを強いられる場です。しかし、正しい選択をし続けることを通して、私たちは、神様が既に与えてくださっている勝利を確かなものとすることができるのです(参照・エペソ6:13)。突然、会社の上司、同僚、取引先の方々などにひどい態度や言葉を投げ掛けられたとき、反応して仕返しをしますか。それとも、感情的には嫌な状況をすべて足元に置いて、心の荷を降ろし、相手を赦(ゆる)し、忍耐し、愛の心を持ち、どのように接したらその人の祝福になるかを考えるでしょうか。ストレスの多いこの社会では、このような出来事が日常茶飯事でしょう。私もそのようなことを体験しています。

どのように対応したらよいか分からなかったこともあります。つらいときには、職場のトイレに逃げ込んで祈ったこともありました。それでも環境は変わらず、心の中にわだかまりがある状況でした。しかし私がキリストにあって、征服者以上であり、勝利以上を得ていて(参照・ローマ8:37)、すべてが足元に置かれていると分かったときに、肩の荷は降りて、純粋に内側から、神様の霊から、心から物事を判断し、選択できるようになりました。そして私の態度、言動も変えられていったのです。一つの御言葉には、私たちの人生を変える御力があるのです。

今回は、私たちの体につながる魂に関してお話をさせていただきました。この魂は、霊から導かれます。私たちの選択のすべてが神様から導かれることが大切なのです。その時に私たちは、神様の喜ばれる、素晴らしい行動ができるようになるのです。さらには、考え方を変えることを通して私たちは、神様の素晴らしいご計画を知ることができるようになります。

「しかし、『ある人には信仰があり、またほかの人には行いがある』と言う者があろう。それなら、行いのないあなたの信仰なるものを見せてほしい。そうしたら、わたしの行いによって信仰を見せてあげよう」(ヤコブ2:18)

次回も引き続き、魂に関してお話をさせていただきたいと思います。そして、私たちの魂を養う最も大きな御力はキリストの愛と恵みです。このことにも触れながら、お話をしたいと思います。それでは、次回をお楽しみに!

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◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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