日本全土に聖霊の風を巻き起こし、この地にリバイバルを成し遂げようと日本の諸教会と韓国オンヌリ教会(大韓イエス教長老会統合派)がともに手を取り合って開催する文化伝道集会「ラブソナタ2007」の沖縄大会が29日、沖縄コンベンションセンター(沖縄・宣野湾市)で開幕する。「ラブソナタ」は、6万人以上の信徒数を抱える韓国オンヌリ教会が、日本宣教のために前身全力で取り組む一大伝道プロジェクト。11月まで全6回開催されるうち、沖縄大会はその初回となる。前日となった28日は、同イベントのために韓国から招かれたゲストや教会関係者たちが次々に現地入りした。沖縄は今、聖霊の熱気で満たされている。
今回、ラブソナタ沖縄大会の会場となるのは沖縄コンベンションセンターの劇場棟。定員は2000人だ。しかし、前評判もあってすでに応募者は2800人以上に至っており、キャンセル待ちが相次いでいる。来場者の整理は28日現在も続いており、事務局は開幕前から大忙しの状況だ。
「ラブソナタ」の参加資格は、基本的にノンクリスチャンであること。そのため、すでにクリスチャンである場合は未信者を招待する必要がある。現在のところ、クリスチャンの参加者が約500人、ノンクリスチャンの参加者が約1500人いることがわかっている。一人のクリスチャンが3人の未信者を連れて行く計算だ。
一方、参加希望者が定員を上回ったため、沖縄事務局は今回定員を2500人に増員することを決定した。しかし、新たに追加された500人はメイン会場に入ることはできず、沖縄コンベンション内の別室に設置されたスクリーンにてイベントを観賞することになる。
29日の開幕を前にして、27日にはチャーター便でオンヌリ教会のメンバーら242人が準備委員として駆けつけた。28日も多数の応援チームが来日。29日までに総勢430人が沖縄入りする予定だ。イベント当日は、会場案内係などの現場スタッフとして来場者のために奉仕するほか、祈りのチームとして大会中にとりなしの祈りを行うという。
さらに韓流ゲストたちも次々に現地入りしている。29日に到着するゲストも含め、沖縄大会には、映画・ミュージカル・ドラマ・歌手など様々な分野で才能を開花させている実力派韓流アーティストのジョン・セフンさん、韓国の著名ヒップホップダンスグループ「マックスクルー(B−Boy)」、さらに韓国の人気ドラマ「チャングムの誓い」で文定(ムンジョン)皇后役を務めた女優のパク・ジョンスクさんが来日する予定。そのほか、歌とダンスが魅力的な男性歌手のユ・スンジュンさん、韓国伝統楽器演奏者のイ・スルキさん、「君は愛されるため生まれた」を作詞・作曲したイ・ミンソプさんなど、多数のゲストが今回のイベントに参加する。また、実際にイベントに参加することはできないが、ドラマ「冬のソナタ」の主演女優のチェ・ジウさんや5人組みの歌手グループ「東方神起」のビデオメッセージも流される予定だ。
同伝道集会の具体的なプログラムの流れは未定。文化伝道集会で広く知られる韓国オンヌリ教会が、歌と公演と映像のパフォーマンスで観客を魅了する。イベントの最後には、同教会主任牧師のハ・ヨンジョ師がメッセージを伝える。
「ラブソナタ」はノンクリスチャンのための伝道集会。この福音伝播の働きを出来るだけ多くの日本人に知ってもらうため、教会関係者以外に、会社役員などの企業人や大学教授、各界の指導者たち、テレビ局や新聞社などのマスコミ関係者も招待するという。
今、沖縄から日本のリバイバルが始まろうとしている。30日には福岡で開催される予定。詳細は、ラブソナタホームページ(http://www.lovesonata.org/index.htm)まで。