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聖書のイエス

聖書のイエス(35)なぜイエスは十字架の刑罰を受けたのか さとうまさこ

2026年5月24日18時32分 コラムニスト : さとうまさこ
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関連タグ:さとうまさこ漫画
聖書のイエス(35)なぜイエスは十字架の刑罰を受けたのか さとうまさこ
フルカラー聖書漫画『聖書のイエス』より

イエスはご自分で十字架を負って、「どくろの地」という場所(ヘブル語でゴルゴタと言われる)に出て行かれた。(ヨハネの福音書19章17節)

十字架は、イエスの贖(あがな)いによる罪の赦(ゆる)し、神の愛と恵みを象徴しています。しかし、当時の十字架は極刑の道具であり、十字架刑はローマ時代に行われていた最も残酷な刑でした。

十字架刑は見せしめの刑罰という側面も持っていました。死刑囚は、自分のかかる十字架を処刑場まで背負わされました。処刑場に着くまで、群衆に罵倒され、あざけられるのです。重罪人はこういう悲惨な目に遭うのだと、民衆を戒めるためです。

罪を犯さなかった神の御子イエスは、なぜ、このような過酷な十字架の刑罰を受けたのでしょうか。

罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)

私たちが本来受けるべき、罪から来る報酬としての死を、神であるイエスが、私たちの身代わりに引き受けてくださったのです。罪のないイエスが人類の身代わりに処刑されたことで、イエスを信じる者は地獄に落ちることがなく、天の御国に入れるのです。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられました……(ヘブル人への手紙9:27、28)

罪のないイエスが私たちの罪を負い、ご自身をささげられたことで、私たちは神との和解を与えられました。御子イエスの十字架刑の犠牲を通して、神と人との間にあった壁は、取り除かれたのです。

イエスを通して示されたアガペーの愛とは、見返りを求めない無償の愛です。イエスは、全ての人をそのまま愛し、受け入れてくださいます。

イエス・キリストは、道であり、真理であり、命です。イエスを通して、私たちは神の真理を知ることができます。イエスにより、永遠の命が与えられ、やがて御国に行けば、神と共に、永遠に安らうのです。

神の愛と恵みに感謝し、全ての栄光を主にお返しします。

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※ 本コラムでは、特に断りのない限り、聖書の引用は新改訳(第3版)を使用しています。

◇

さとうまさこ

さとうまさこ

1990年、ちばてつやプロダクションに入社。イエス・キリストに出会い、91年に受洗。98年から週刊少年マガジン連載漫画家のアシスタントを務め、2010年に聖書漫画家として活動を開始。日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ執事、キングダム出版イラストレーター。著書に『聖書のイエス』『イエス最後の7日間』『天路歴程』『イエス・キリストの誕生』ほか。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:さとうまさこ漫画
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