昨年1年間で日本のプロテスタント教会は、22教会が減り、7,784教会になりました。最近、町村が合併され、無教会の市も10都市増えました(CIS調べ)。また、2005年度キリスト教年鑑によりますと、新・旧教聖職者が7年前と比べて8056人も減少(現在11,389人)しました。牧会者の平均年齢は61歳と、高齢化が進んでいます。このようなとき、伝道団体の働きは増え続け、宣教師がもっと必要とされています。
「それから、イエスは、すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやされた。また、群衆を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた。そのとき、弟子たちに言われた。『収穫は多いが、働き手が少ない。 だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。』」(マタイ9:35−38)
日本の教会と信徒たちにお祈りをお願いします。
I. 2005年度には日本のための働き人がもっと起こされるよう祈ってください。
II. 日本の霊的覚醒のため各種の祈りの運動が火のごとく燃え上がり、都市別の連合伝道運動(聖市化運動など)が活発に行われるようお祈りください。
III. 富士山麓の箱根に5年前、東京教会修養館が建てられました。1億4千万円(土地300坪、建物180坪)の費用と造園工事、温泉施設のために合計1億8千万円かかりました。その建物を4千万円で私に購入させてくださるということになりました。(2月8日現在、600万円の献金が与えられました。) 超教派的に日本人のため働いている私のことを評価してくださったことと感謝しております。修養館は、日本のクリスチャンと牧会者のためのトレーニング施設としては最適で、50人合宿可能、宗教法人「日本CCC」の名義で購入し「箱根バイブルハウス(または、日本聖市化運動修養館)」として用いたいと願っています。
さらには外国から来日されるクリスチャンも観光し、祈り、安らげる憩いのハウスとしても用いられたらと願っています。
この場所は、象徴性、実用性においても日本宣教のよい橋頭堡になることと信じます。次の3つの目的のために新しい修養館運営の働きを始めさせていただきますので、是非、皆さんの篤いお祈りと尊い献金をお願い申し上げます。
1. 祈りの家(マタイ1:35、使徒4:24−32)
日本にいる全信徒個人、団体が静思のときを持つ場所として
2. 訓練の家(テモテII2:2、エペソ4:12−13)
個人伝道、弟子化、家庭セミナー、教会成長セミナーなどが行える場所として
3. 休養の家(マタイ11:28−29)
すべての人が充分な休息を得られる場所として
[なお、特別献金は、こちらにお願いします。 郵便振込 10380−2033871 チョ・ヨンサン (修養館)]
◇趙泳相(チョ ヨンサン)=キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)宣教師、日本同盟キリスト教団牧師