前回に続いて、東方アッシリア教会の信仰教理問答を紹介する。シリア語聖書による学びは、東方書体で記していく。
東方教会の教理問答書『メシアの教え(メシアニック・ティーチング)』②
三位一体神について
問13:神はいくつおられますか。
答え:神は唯一です。
問14:それを証明する聖句はありますか。
答え:はい「聞け、イスラエルよ。主なる私たちの神は唯一の主です」(申命記6:4、5、マルコ12:29、30)
問15:神の別の名前は何ですか。
答え:それは三位一体神です。
問16:この三位一体にはいくつの位格がありますか。
答え:父・子・聖霊の三です。
問17:それなら神は三者ではありませんか。
答え:いいえ、神は唯一で、しかしこれは人間の頭脳では理解できないほど神秘です。しかし、それは後に明らかにされるでしょう。
問18:三位一体の位格は等しいですか。
答え:はい、父・子・聖霊は皆、力と権威と栄光において等しいです(イザヤ6:3)。なぜなら、彼らは唯一だからです。唯一の神は初めから存在され、初めも終わりもありません(詩篇90:2)。
問19:三位は互いに衝突したり矛盾したりするような命令をしますか。
答え:いいえ、三者ではないからです。唯一の神だから意思は一つだけです。だから、それらの命令の間に衝突や矛盾の余地はありません。
問20:あなたは三で一、三で唯一の神を信じますか。
答え:はい。
問21:これを証明する例はありますか。
答え:はい、たくさんあります。
問22:証明する例を挙げてください。
答え:一つの例として、太陽は物質と光と熱を持っていて、しかし一つの太陽です。
問23:神の別名は何ですか。
答え:ヤハウェ(アドナイとも呼ばれています)
問24:その意味は何ですか。
答え:「ある」方で、与える方、惜しみなく与える方との意味です。
(続く)
■ シリア語聖書による学び:マルコの福音書12章29節(シリア語は東方アッシリア教会で使用される東方書体)

※ 参考文献
『MESSIANIC TEACHINGS OF THE HOLY APOSTOLIC AND CATHOLIC CHURCH OF THE EAST』(1962年)
川口一彦著『古代シリア語の世界』(イーグレープ、2023年)
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