アフリカ大陸とマダガスカル島の間にコモロ諸島がある。住民の大多数は混血のアラブ人イスラム教徒で、フランス人やインド人の中にはキリスト教徒もいる。
1973年以前はほとんど伝道されていなかった。近年はイスラム原理主義が台頭している。しかし、世俗イスラム教徒のほとんどが魔術や呪い、霊媒といったオカルトに手を染めている。
多くの若者たちには希望がほとんどなく、社会での生活に幻滅している。彼らは、島を出ることに憧れを抱き、麻薬やセックスによって慰めを見いだそうとしている。これらの若者が、全ての人に希望を与える福音を聞く機会を得ることができるように祈ろう。
コモロではものみの塔などの異端派もはびこる中、アッセンブリー教団などペンテコステ派が活躍している。彼らがますますコモロの人々の救霊に励むように祈っていただきたい。
■ コモロ諸島の宗教人口
イスラム 97・8%
プロテスタント 0・3%
カトリック 0・6%
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