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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(4月24日):ネパールで前触れの祈りが道を開く

2024年4月24日09時13分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:ネパール

国際的な宣教団体グローバル・ディサイプルズのある関係者は「未伝道地域に福音を浸透させるためには、まず主の道を備えることが重要です」と言う。ネパールの多くの場所で、悪霊は何世代にもわたって影響を及ぼしている。そこで、イエスの弟子がいないか、ほとんど存在しない地域のために、グローバル・ディサイプルズは「主の道を整える」ための画期的な祈りのチームを現地に派遣するというのだ。

「しかし、何もこれは新しいアプローチではありません。ルカ福音書の10章でイエスはご自分に先駆けて、福音の前触れとして地域を整えるための70人を派遣したのです。これらのチームは、収穫の主に働き手を送り出してくださるように祈り、悪霊を追い出す御国の力を生きた形で表しました。彼らが任務を終えて戻ってくると、霊的な領域における彼らの働きの影響について、主イエスは『わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました』(ルカ10:18)と言われたのです。その地に立って祈るとき、私たちは人々の魂を盲目にして捕らえている霊的な要塞があることを知り、それがどのような性質のもので、どれほどの範囲に及ぶものなのか、より深く認識します。現地での祈りは、その土地とそれを取り巻く空気に対して、イエス・キリストを信じる信仰の力を解き放つのです。この1年、グローバル・ディサイプルズの祈りのリーダーや現地の執り成し手は、インドネシア、インド、メキシコ、ブラジル、ウガンダ、ケニア、エチオピア、ザンビア、カメルーンなどの地域でこの祈りに取り組んできました。その他、ナイジェリア、タンザニア、ミャンマーなどでも、この祈りがささげられました」

東ネパールの祈りのチームがその地域へ祈りの旅に出たとき、彼らは自殺岬と呼ばれる場所で祈った。そこは背の高い木が崖に張り出しており、多くの人がそこから飛び降りて命を絶っている場所だ。執り成し手たちはこの場所で、死の霊が命に取って代わるように、そして愛する人を失って悲しむ家族が救われるようにと祈った。この崖のある丘からは周囲の村々を一望することができた。祈りのチームのリーダーは、これらの村々にはまだ教会がなく、小さな信者の交わりさえないと指摘した。

翌日、彼は少人数のチームを率いて村の一つを訪れ、歩き、祈り、イエスのために道を整えた。彼らはルパと呼ばれる悪霊にとりつかれた女性に出会った。そこで執り成し手たちが祈ると、悪霊は彼女から出て行った。すると、悪霊から解放された彼女は、その場でキリストに人生をささげる決心をしたのだ。チームは今も彼女と定期的に会っている。おそらくルパは、その未伝道の村の新しい教会で最初の信者になるだろう。

グローバル・ディサイプルズには現在、世界中に13人の祈りのリーダーがおり、それぞれの地域で祈りのグループを増やし、この働きを育てるために奉仕している。彼らの目的は、全ての人々が、イエスの愛と真理を聞くことにある。

見えない領域において、祈り手を通して福音のために霊的な備えのための執り成しがささげられている。そこに出会うべき人が備えられており、福音の扉が開かれている。それはまるで、さながら福音書や使徒の働きに登場する物語のようではないか。ネパールのような土着の悪霊信仰の強い場所では有効な働きだといえる。

これらの地域の霊的に縛られている人々が、福音の先駆けたる祈り手たちを通して解放され、その突破口からさらに福音が力強く宣教されるのだ。ネパールの救霊の拡大のために祈っていただきたい。

■ ネパールの宗教人口
ヒンズー 75・0%
プロテスタント 2・9%
カトリック 0・02%
イスラム 4・4%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ネパール
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