Skip to main content
2025年12月30日17時03分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(3月16日):ラマダン中のモルディブのために祈ろう

2024年3月16日18時39分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム教
世界宣教祈祷課題(10月11日):モルディブ+
モルディブの首都マーレ(写真:Shahee Ilyas)

モルディブは世界中からの観光客が訪れる人気のあるアイランドリゾートだ。しかし悲しいことに、イエスに従うことを選んだモルディブ人は厳しい風当たりを避けられない。

千以上の島々からなるこの国は、国民のイスラム教徒率が100%であると公言しており、彼らは、モルディブの国民はイスラム教徒であるべきだと考えている。この国の緊密な共同体では、イスラムの価値観からの逸脱はすぐに見破られ、当局やイスラム教指導者に通報される。そのため、イスラム教を離れた者は信仰を秘密にしなければならない。夫、妻、子どもたちが互いの信仰を知らないこともあるほど危険なのだ。もし発覚すれば、信者はシャリーア(イスラム法)に違反したとして市民権を剥奪され、社会から孤立し、国家からの恩恵を失うこともよくある。

主に観光業に従事する外国人キリスト教徒は、改宗者よりは若干自由があるものの、彼らの集まりは当局によって厳しく監視・管理されている。そのため、反感を恐れて集会をしないことを好む人も多い。外国人キリスト教徒がモルディブ人に信仰を伝えることは厳しく禁じられている。2022年にイスラム省が発布した政令により、外国人労働者に対する監視が強化され、旅行代理店やそのような労働者を扱う者は、モルディブのイスラム的価値観と法律を尊重し、遵守することを周知徹底するよう勧告された。

過激なイスラム教は当局の懸念するところだ。これまでのところ、キリスト教徒が過激派の特別な標的になってはいないが、これは標的とされていないというよりも、彼らが目立たないようにしているためである。モルディブのキリスト教徒で最も迫害を受けるのは、外国人観光客向けの島々以外の地域に住む信者だ。

2023年9月、モルディブでは大統領選挙が行われ、首都マーレの市長だったモハメド・ムイズが大統領に選ばれた。近年、大統領候補には宗教問題に関して穏健さが求められてきたが、ムイズは保守的なイスラム団体からの支持を積極的に求めた。モルディブ社会にイスラムがいかに浸透しているのかを考えると、今度の大統領任期でキリスト教徒への扱いが劇的に軟化するとは考え難い。

モルディブにいる私たちの霊の家族が、自分たちの母国語で聖書を読むことができるように祈ろう。ムイズ大統領の任期が、キリスト信者を含む宗教的少数派に対する軟化を示すものとなるように祈ろう。

3月11日からラマダンが始まっている。90年代からラマダン月にムスリムのために集中的に祈る運動が活発化している。この祈りは確かに聞かれ、近年イスラム世界にかつてないような激変を起こしつつある。ラマダン月のこの日、モルディブのイスラム教徒のために特に祈っていただきたい。

■ モルディブの宗教人口
イスラム 99・04%
プロテスタント 0・08%
カトリック 0・09%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:イスラム教
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(3月15日):国境を超えて聴覚障がい者の中で広がる福音

  • ワールドミッションレポート(3月14日):ベナンのバザンチ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月13日):コートジボワールのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(3月12日):ベルギー カフェ店のバリスタは心の美容師

  • ワールドミッションレポート(3月11日):スーダンのバヤドゴ族のために祈ろう

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 京大などのチームがキリスト教AIの開発開始 「プロテスタント教理問答ボット」を発表

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • ワールドミッションレポート(12月30日):ツバル 南洋の島国が、岩なるキリストに立つように祈ろう

  • ワールドミッションレポート(12月29日):コンゴ民主共和国 決して見捨てない―暴力の連鎖にあらがう福音の光

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 京大などのチームがキリスト教AIの開発開始 「プロテスタント教理問答ボット」を発表

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(259)聖書と考える「年末SP・秘湯ロマン」

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.