わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです。(ヨハネの福音書12:46)
イエス・キリストは光として、この世に来られました。よく光と闇、命と死、正義と悪みたいな表現を見聞きします。これは世の中の真実でもあるし、体験でもあるからでしょう。ならば聖書からは、霊的な根源からの「光と闇」について知ることができます。
聖書にある「光と闇」の性質を知ることにより、闇にとらわれず回避をし、神の光の性質である命、真理、真実、正義を求めて、自分の魂を救い、自分自身をも守っていく人生となることを望みます。
神であるイエス・キリストは、栄光に輝いておられる光の存在であり、天地万物を創造された、王です。そのイエス・キリストが光として、この世に来られました。それは、イエス・キリストを信じる者が誰も、暗闇の中にとどまることのないためです。
光なる神の御子キリストを信じ、この世を支配している悪魔から私たちを救い出す、神の御国の救いのご計画があります。そのため私たちは暗闇の中にとどまらず、日々、光である神キリストを見上げて、聖書にある御言葉を堅く握り、十字架刑で私たちの罪を贖(あがな)ってくれた主に、感謝と賛美をおささげし、神を信じて、光の子どもとして日々、神の御言葉を告白していく者でありたいです。
光である神、キリストがなされた御業は聖書にあります。その聖書が私たちに語り続けている救いの福音は、
1)イエスの十字架の死による人の罪の赦(ゆる)し。
2)イエスの十字架の死と復活による、神の栄光の現れ。
3)復活のイエスの昇天による悪魔の支配の終わり。
4)イエスによる人の命の救い。
5)救われた人が、福音の御言葉に聞き従い、
6)光の子どもとして生きること。
イエスはキリストであり「いのちの光」である方で、そのいのちの光を信じて救われたなら、暗闇の力である悪魔に襲われて死ぬことがなく、聖書の御言葉を堅く握り、神のいのちの光と真理の光を持った神の子どもとなることができます。
「門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。栄光の王とは、だれか。強く、力ある主。戦いに力ある主。門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。その栄光の王とはだれか。万軍の主。これぞ、栄光の王」(詩篇24:7〜10)
やがて、王なる栄光の神イエス・キリストは、この地に戻ってこられます。私たちは栄光の王を待ち望みます。
*
さとうまさこの漫画コラムをご覧いただき、ありがとうございます。このコラムでは毎回、コミックバイブル『まんが 新約聖書ヨハネの福音書 キリストの言葉』の中から皆さんにお薦めする一場面を、聖書のメッセージと共にご紹介します。
さとうまさこのビジョンはすばり、「神の言葉である聖書を漫画化する」ことです。聖書を漫画化し、世界中のたくさんの人々に届けるというビジョンと情熱を神様から与えられています。
31年前にキリストに出会って以来、教会の礼拝を欠かさず守りつつ、夫婦で執事として教会に仕えながら活動しています。聖書からインスピレーションが与えられ、聖書に脈打つ神の愛と救いを描いた作品を幾つか手掛けてきました。
このコラムでご紹介する『ヨハネの福音書 キリストの言葉』は、さとうまさこの最新作です。聖書の中でも特に漫画化が難しいとされる「ヨハネの福音書」が示され、祈りのうちにインスピレーションが与えられてできた作品です。
このコラムを通して、一人でも多くの方に聖書の言葉、イエス・キリストの福音をお届けできたらと願っています。
次回のコラムも、お楽しみに!
【書籍のご紹介】
コミックバイブル『まんが 新約聖書ヨハネの福音書 キリストの言葉』は、子どもが読みやすい豪華な絵本のような美しい色彩で、心に迫るキリストの愛と言葉をフルカラー230ページで描いています。宣教価格1000円で販売しています。
漫画家ちばてつや先生から「大作だ!」と推薦の言葉を頂きました。
全国のキリスト教書店、アマゾンで販売中です。電子書籍はこちら。
◇