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神の祝福にあずかる 岡田昌弘

2021年10月3日13時24分 コラムニスト : 岡田昌弘
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土地は、その上にしばしば降る雨を吸い込んで、これを耕す人たちのために有用な作物を生じるなら、神の祝福にあずかります。しかし、いばらやあざみなどを生えさせるなら、無用なものであって、やがてのろいを受け、ついには焼かれてしまいます。だが、愛する人たち。私たちはこのように言いますが、あなたがたについては、もっと良いことを確信しています。それは救いにつながることです。神は正しい方であって、あなたがたの行いを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕え、また今も仕えて神の御名のために示したあの愛をお忘れにならないのです。(ヘブル6:7〜10)

人は日々、「何か良いことはないか」と考えて生きています。ハッキリとした望みもあれば、漠然とした望みもありますが、このような希望が無くなるとうつ状態になり、不幸なことだと思います。

聖書には「希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」(ローマ5:5)とあります。神の愛による祝福が、私たちの希望を実現させます。

1. 有用と無用

土地は、その上にしばしば降る雨を吸い込んで、これを耕す人たちのために有用な作物を生じるなら、神の祝福にあずかります。しかし、いばらやあざみなどを生えさせるなら、無用なものであって、やがてのろいを受け、ついには焼かれてしまいます。(6:7、8)

農夫である神が、私たちの心の土地に御言葉の種を蒔(ま)いて、聖霊によるいのちの水を与えたときに、神に必要な作物である信仰の実を私たちが生じさせるなら、神は天からの祝福を与えてくださいます。しかし、私たちの心の土地に御言葉の種と聖霊によるいのちの水が与えられたのに、神に無用ないばらやあざみを生えさせるなら、やがてのろわれ、焼かれてしまいます。

私たちの心は土地であり、神に対する信仰の良し悪しによって、良い作物を生じさせたり悪い作物を生じさせたりします。1)良い信仰心では、御言葉を聞いて聖霊により信仰の力を与えられ、心から喜んで受け入れて信仰の作物を生じさせ、高価で尊いという神の祝福にあずかります。一方、2)悪い信仰心では、御言葉を聞くが聖霊により与えられる信仰の力も受け入れずに不信仰の作物を生じさせ、これを繰り返すならやがてのろいを受け、ついには「無用なもの」とされます。

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)

もし私たちが神を愛するなら、神に有用な者とされ、天にある富で祝福されます。

2. 救い

だが、愛する人たち。私たちはこのように言いますが、あなたがたについては、もっと良いことを確信しています。それは救いにつながることです。(6:9)

つまり、神の愛により愛し合う「あなたがた」については、信仰による有用な作物を褒められたり、不信仰による無用な作物を戒められたりする初歩の教えでなく、もっと良い、救いにつながる大人の教えの段階にあると確信しているということです。

「まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です」(ヘブル5:13、14)

幼子の信仰には、恵みと戒めの教えが必要ですが、経験による大人の信仰には、祝福と義の教えが必要です。

3. 愛

神は正しい方であって、あなたがたの行いを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕え、また今も仕えて神の御名のために示したあの愛をお忘れにならないのです。(6:10)

神の正しさとは公正さであり、神はすべての人を差別することなく、行いに応じて祝福してくださいます。キリスト教界で高い地位にいる人であっても、小さな存在の信仰者だとしても、神は一人一人の信仰の行いを忘れずにいてくださり、正しい評価と正しい報いを与えてくださいます。

「神は、ひとりひとりに、その人の行いに従って報いをお与えになります」(ローマ2:6)

「患難と苦悩とは、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、悪を行うすべての者の上に下り、栄光と誉れと平和は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、善を行うすべての者の上にあります。神にはえこひいきなどはないからです」(ローマ2:9〜11)

この世の中ではえこひいきや不正が多々あって、不当な扱いや不当な報いを経験しますが、神は人種や地位、性別に関係なく、個々の行いに応じた正しい評価と報いを与えてくださいます。

不信仰による悪い行いには、艱難(かんなん)と苦悩というのろいのかたちで、個々に下ります。信仰による良い行いには、栄光と誉れと平和という祝福のかたちで、個々に与えられます。神にはえこひいきなどはないからです。

神が忘れない行いとは、私たちが、互いに愛し合いなさいというイエスの戒めに従って、神に仕える聖徒たちを助け仕えた行いです。「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすればあなた方の必要はすべて与えられます」(マタイ6:33)という行いに伴う報いは有名ですが、その有益な行いとは、「神の国と義とのために仕えている聖徒たちを、愛をもって助ける行い」と定義できます。

まとめ

私たち一人一人にある心をどのように管理するかで、私たちの将来が決定されます。神のために有用な作物を生じさせるなら、神の祝福にあずかり、神に無用なものを生じさせるなら、やがてのろいを受けます。

しかし、神は私たちを愛しているので、私たちにはもっと良い、救いにつながることを用意されています。それは、恵みの祝福という幼子の信仰段階でなく、義の教えにより世から救われる大人の信仰段階のことです。

また私たちには、「神の国と義とのために仕えている聖徒たちを、愛をもって助ける行い」に伴う、神からの報いという福音があります。永遠に至る御国に積み上げられる私たちの富とは、この信仰の行いに従って神から与えられる報いのことです。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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