関東学院大学(横浜市)の小山嚴也(よしなり)経営学部教授(53)が1日、同大の新学長に就任した。3月に行われた学長候補者選で選ばれ、同大を運営する学校法人関東学院の理事会が正式に選任していた。任期は2025年3月末までの4年。
小山氏は1967年、横浜市生まれ。山梨学院大学商学部専任講師、同助教授、関東学院大学経済学部助教授(准教授)、同教授を経て、2017年から現職。同大では副学長(14~19年)や経営学部長(19~21年)などを歴任した。専門分野は経営学・CSR論。最終学歴は一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(商学)。
学長就任を受け、「身の引き締まる思いです。本学はこれからも良き学生を育て、社会に新たな視点を与え続ける横浜・神奈川の知の担い手でありたいと考えます。皆様のご支援とご協力を賜り、精一杯努力していく所存ですので、何卒よろしくお願いいたします」とコメントした。
関東学院大学は1884年、横浜・山手に米国人宣教師が創立した横浜バプテスト神学校を源流とする。1949年の学制改革で関東学院大学となり、現在は設置する11学部に1万人を超える学生を擁する総合大学となっている。