聖書をどのように生きるか。私たちにとって、生きるということは一つの大きな事業です。この大事業をどのように管理していくか。たとえビジネスをしていないあなたも、例外なく「自分の人生」の経営者といえるのです。ですから「ビジネスと聖書」を共に考え、実行し、バランスの取れた幸せを手に入れてまいりましょう。
聖句:第二コリント12章
9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。10 ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。
あなたのセルフエスティームは高いですか?低いですか?
あなたのセルフエスティームは高いですか? 低いですか? セルフエスティームを日本語にしますと、自尊心、自信、価値観、自己肯定感になるでしょうか。
私は静岡県御殿場市で生まれ10歳まで育ちました。日本一の山、富士山の麓で育ち、毎日のように大自然の中で走り回っていました。富士山は夏には真っ黒で引き締まってとても勇敢に見え、冬には雪に覆われ真っ白で山がさらに大きく見えとても雄大です。大自然の中で、ウドやワラビ、セミにカマキリなどを取って、町のイベントであるどんどん焼き、相撲大会にも参加し、参加賞に鉛筆と梨をもらったのを今でも覚えています。
10歳になった私は横浜に移住することとなりました。それまで自分の話す言葉が変だとは考えたこともなく、横浜の学校へ通い始め、初めて「いじめ」にあいました。東名高速でたった1時間の距離ではありましたが、御殿場弁を標準語に強制的に直さなくてはならない私のセルフエスティームは、一気に落ちていきました。
中学、高校で6年間英語を学んだ私は18歳の時、横浜からロサンゼルスに移住しました。6年間は勉強しましたからある程度は英語の読み書きはできましたが、会話はまったくできず、海外でまた「いじめ」を体験したのです。クリスチャンでなかった私のセルフエスティームはさらに落ち、それからは必死に勉強し、努力をしてセルフエスティ―ムを高めるために頑張ってきました。自家発電でセルフエスティ―ムを高めるには限界があり、36歳で受洗する頃には心身共にとても疲れてボロボロな状態でした。
神様の言われるセルフエスティームとは
聖書の神、創造主なる神様は私たちに何と言われているか? 私たちに「そのままで良い。私があなたを通して偉大な働きをする」と言ってくださっているのです。以下の写真をご覧ください。
猫が鏡を見ているが、そこに映っているのはライオンです。「猫」はいつまでも「猫」で、決してライオンになることはできません。しかし、私たちは努力をして、服装や時計、アクセサリーも高級品で身を飾り、まさにこの世でライオンであると自分を演じるのです。休みもなく家族や自分の体を犠牲にして働き、ライオンを目指すから疲れてしまうのです。日本は世界の中で一番自殺者が多い国だといわれています。負け組、勝ち組とレッテルを張られ、上を目指すには弱肉強食の世界を生き抜いていかなくてはならない。神様は「そのままで良い。私があなたを通して偉大な働きをする」と仰っているのです。
1+1=2から、1× Jesus = ∞ 無限大
聖書の神、創造主なる神、永遠の命を与えてくださるイエス様にすべてを委ねたとき、一人の人が自分の時間を切り売りして働く1+1=2から、一人の人がイエス様に導かれて生きる1× Jesus = ∞ 無限大の結果を生み出すことができるのです。つま先立ちで上を目指す、自家発電の生き方はとても疲れます。イエス様に導かれた無限大の結果をもたらす働きを目指しませんか。
1997年ダイアナ妃が亡くなられたとき、世界中が悲しみに包まれたことは皆様も記憶に新しいと思います。翌月マザー・テレサさんが亡くなられたことはご存じですか? 人の目には輝かしい人生であったダイアナ妃が謎の死を遂げたことばかりがニュースとなり、マザー・テレサさんの死はあまり大きく報じられませんでした。しかし、神様の目には素晴らしい働き手でした。忠実な僕であった、良くやったと天国でお褒めの言葉を頂いていることでしょう。猫がライオンの働きをされた素晴らしい例話だとは思いませんか。
皆様、メリークリスマス! 素晴らしい新年をお迎えください。以下は、今月ハワイの Lighthouse 生活情報誌に掲載されたインタビュー記事です。
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