イスラエルの旅シリーズ ②
Church of Mount of Beatitudes
山上の説教の教会
訪問日 2017年11月6日(月)
設計者 Antonio Barluzzi 完成 1938年
様式 ネオ・ビザンティン建築(円形のアーチ、ヴォールト、ドーム)


ガリラヤ湖の北西にある美しい丘に、「山上の説教の教会」が建っている。1938年に建てられたフランシスコ会の教会。聖堂は八角形で、中央の祭壇を囲んでいる。
ガリラヤ湖は、パレスチナ最大の淡水湖。南北20キロ、東西12キロ、水深は50メートル以下で、霞ヶ浦よりやや小さい。形が竪琴(ヘブライ語でキノール)に似ていることからキネレットと呼ばれている。湖は穏やかで、私たちが古代風の遊覧船に乗ったときも、波もなく滑るように静かに進んだ。魚が多く漁業が盛んである。
ガリラヤ地方は、イエスが宣教した舞台で、カペナウム、ベツサイダ、マグダラなど、新約聖書に登場する町がある。

ガリラヤ湖の日の出(ティベリアのホテルより)。朝6時15分に日が昇る。

緑豊かな美しいガリラヤ、平和な光景。

ゆるやかな丘が連なり、秋晴れの空が広がる。山上の教会を目指してバスは山道を登る。

眼下に広がるガリラヤ湖

赤やピンクのブーゲンビリアが鮮やか、教会のテラスから湖を一望。
■ 動画:山上の説教の教会よりガリラヤ湖
外観

■ 動画:山上の説教の教会堂正面外観



正面エントランス

「イエスはこの群衆を見て、山に登られた」(マタイ5:1)
内観

中央の祭壇を囲む八角形の聖堂
■ 動画:山上の説教の教会会堂内観

床のモザイク模様



ドーム天井
土産物店

ガリラヤは温暖な気候のため果物が豊富。


いろいろな種類のジャム

イスラエルにはオリーブの木が多い。
■ 動画:オリーブの実の収穫

園内は花が咲き誇り、木々の緑が美しい。11月というのに日差しもかなり強く、木影がしのぎやすい。

「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである」(マタイ5:3)など、山上の説教の石碑がある小道を歩く。

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