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脱北女性「キリスト教徒は『人を殺し、血を吸う』と教えられている」

2016年10月27日13時36分 翻訳者 : 野田欣一
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関連タグ:北朝鮮オープンドアーズ世界キリスト教連帯(CSW)
脱北女性「キリスト教徒は『人を殺し、血を吸う』と教えられている」+
北朝鮮と韓国の軍事境界線上にある板門店。写真は2005年に北朝鮮側から撮影したもの。

北朝鮮の収容所で強制労働させられていた女性、ヘ・ウさんは、多くの迫害があったにもかかわらず、収容所内でひそかにキリスト教会を立ち上げ、収容者をキリスト教へ導いてきた。一方、ウさんによると、北朝鮮の現政権下で暮らす人々は、キリスト教徒は人を殺し、その血を吸い取る、と教えられているという。

ウさんは、キリスト教に改宗する前、「キリスト教徒は『革命的行動』ができないから、敵だ」として、キリスト教徒を憎むように教えられていた。

米紙「ナショナル・カトリック・レジスター」によると、ウさんは「宗教、特にキリスト教は、アヘンのように常習性があり、破壊的だと教わりました。病院に行って、人々を地下室に誘い込み、殺して体の血を吸い取り、その血を売っているというキリスト教徒の話を聞いたことがあります。私はそれを考えて、ぞっとしました」と語った。

キリスト教を違法だとする北朝鮮は、国際宣教団体「オープン・ドアーズ」のような監視団体によって、世界の中でもキリスト教弾圧が最もひどい国家とされており、信仰を公にする者は強制収容所に送られる。

ナショナル・カトリック・レジスター紙はウさんの活動について、「地上の地獄ともいえる国で、ウさんは希望のメッセージを提供しながら、一握りの信仰者を得、ひそかに教会を形成した。日曜日やキリスト教の祝日などに、少数の忠実な信徒は、トイレやみすぼらしい家の目の届かない片隅に集まって礼拝をした」と報じている。

ウさんは、「収容所で生き延びることができ、他の収容者にキリストの福音を広めたいという気持ちを与えてくれたのは神様です。結局、私は韓国に逃げ、その地で自由に信仰を続けることができました。けれども、北朝鮮にいる何千人ものクリスチャンは、こんな幸運にはありつけないのです」と語った。

「私は今も、まるでハネムーンの中にいるみたいに感じています。もちろん、ここも間違っていることはたくさんありますし、韓国は物質主義的過ぎると思っている人もいるでしょう。でも、その人たちは自由をどのように思っているのでしょう。自由に関していえば、どれほどのことを知っているというのでしょう。私は収容所で、自由とは何かを学びました」とウさんは言う。

米国オープン・ドアーズのデビッド・カリー会長兼CEOが、今年1月にクリスチャンポストに語ったところによると、投獄されているキリスト教徒の数や、信仰のために処刑された人の数に関して、正確な統計を北朝鮮から引き出すのは難しいが、2015年だけで7万人を超えるキリスト教徒が投獄されたと推測されるという。

「処刑はあります。人数は定かではありませんが、相当の人数であると聞いています。北朝鮮ではキリスト教に対する迫害が弱まる気配はありません」

英国の人権擁護団体「世界キリスト教連帯」(CSW)が9月に発表した報告には、北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の政権下でキリスト教徒が直面する恐怖の詳細が明らかにされている。

報告には、「十字架に張り付けて火あぶりにする、スチームローラーの下敷きにしてつぶす、橋の上から落とす、地面の上で踏みつけるなど、キリスト教徒に対する残虐な行為が確認されている」とある。

さらに、「信仰のあるなしにかかわらず、キリスト教徒の親類縁者は拘束されるという犯罪連座制を適用している。中国に逃げ込んだキリスト教徒も、しばしば強制送還され、その後、政治犯収容所に入れられている」という。

しかし、韓国カトリック司教協議会の通訳者、フランシス・イ氏は、カトリック教会を含め、首都ピョンヤンにある政府公認のキリスト教会を認知させることで、金第1書記は、北朝鮮で宗教的自由が保障されているという錯覚をつくり出そうとしている、と指摘する。

イ氏は、ピョンヤンにあるカトリック教会には、バチカンが認めた司祭や職員がいるわけではなく、単なる「陳列場」に過ぎないと異議を唱えている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:北朝鮮オープンドアーズ世界キリスト教連帯(CSW)
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