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わが人生と味の道

わが人生と味の道(40)随想録:人生7 荘明義

2016年9月22日22時11分 コラムニスト : 荘明義
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[人生]
理解し合うということ

分かるとは、そのことを理解し、納得し、そして受け入れることができるということです。人は多くの言葉を通して自分の思いを相手に伝えようとします。そして理解を求めようとします。しかし、あなたが理解してほしいように、相手はできているでしょうか? それとも、あまり理解していないでしょうか?

もし理解していないようなら、その問題について十分に話し合う必要があります。そこを放っておくと、ますますコミュニケーションは難しくなります。その問題について同じ立場で見ることが大切なのです。

時には相手の立場に立って考え、思い、体験してみることも大切です。そして、そのことについて相手がどう理解したかを知る必要があります。相手がどう理解しているかは、あなたがどう話しているかによるのです。私はこう言った、そういうつもりではなかったと、人はそれぞれ立場によって理解の仕方が違います。一方的な話し方ではコミュニケーションはとれません。相手の心が見えません。相手に理解してもらうことは困難です。

職場において、家庭において、学校において、教会において、人の集まる所で、自分の考えを人に理解してもらうには、まず自分の言うことが相手にどう理解されているかを知ることが、自分にとって、人間社会において、とても大切なことです。

豊かな人生、素敵な人間関係に不可欠なのは、誤解されないために人に分かる言葉を使うことです。理解と納得を意識することは、自分自身を人格ある人へと成長させるゆとりを生んでくれます。そのことについて、相手がどう理解したか分かりますか? 理解される伝え方をしましょう。

あなたの言ったことがどう伝わり、どう理解されたか――それを知ることはとても大切なことなのです。あなたが言おうとする目的と、相手の理解した内容が逆だとかえって焦って、あなたは言わないほうがよかった――ということになります。あなたの準備不足です。

「相手のためになると思ったことが、火に油を注ぐ結果になってしまった」

「良かれと思って言ったつもりが誤解され、余計に嫌われてしまった」

いずれも、相手に聞く準備ができていないうちに、いろいろ言うのは適切でなく、むしろある場合には黙っているほうが良いことが多くあります。言うべきことが分かっている、言う心の準備ができている、いつでも言える備えがある――でも、その時が必ずしもグッドタイミングであるとは限りません。聖霊が働いてくださらなくては心が開かず、相手に伝わりません。

大切なのは、自分の都合ではなく、相手の心が備わるとき、神の時。そこまで祈りと忍耐を持ちつつ待つのです。人の心を開くのも、変えるのも神であり、人が理解するためには、それなりの時間が必要なのです。つぼみが花開くように、雪が溶けて春が来るように、卵から雛(ひな)がかえるように、全てにおいて定められた大切な時があるのです。

待つことは、より正しく理解するための準備時間なのです。その間に話し方、考え方を学ぶのです。相手にとって今何が、どんな言葉が一番助けになるかをよく考えます。思いつきで話しても良い結果になるとは限りません。あなたの目的が相手に十分に理解してもらい、納得してもらい、聞き入れてもらえることであれば、それなりの準備も必要なのです。

理解し、納得すれば、人は許し合え、認め合え、協力し合え、助け合え、また従えるのです。理解できないことが1つでもあると、心にわだかまりがいつもあり、物事がスムーズに運びません。良い人間関係を築くには、理解し合える関係、納得のいくまでの話し合いが大切なのです。

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◇

荘明義

荘明義

(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

■ 横浜華僑キリスト教会ホームページ
■ 【荘明義著書】(Amazon)
■ 【荘明義著書】(イーグレープ)

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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