日本聖書協会は、5年目を迎える福島支援の新たなプログラムとして、米インディアナ州にあるキリスト教主義のテイラー大学(Taylor University、ホームページはこちら)への留学支援制度を設け、応募を受け付けている。応募対象は福島県在住の青年クリスチャン。留学開始日から1年間、学費、学生寮費(食事含む)の総費用全額を支給する。支給人数は毎年1人。
テイラー大学は、インディアナ州アップランドにメーンキャンパスを持つ私立大学で、全米で最も古い福音派大学の一つ。教育理念に「信仰と学習の統合」を掲げ、キリスト教の教えに基づいた教育を重視している。
同協会は、2011年の東日本大震災の発生直後から、聖書約1万4千冊を被災地域の教会、学校を通して被災者に届けるとともに、復興支援事業の一環として、2012年には東北各地での応援コンサート、福島メサイア・コンサートを行ってきた。その後も、福島市で放射線の影響を受けない屋内での「子どもの遊び場プロジェクト」などへの支援を行った。
申請書類の提出締切日は5月20日(金)。9月入学のコースを予定している。申し込み、問い合わせは、日本聖書協会・広報募金部募金担当(03・3567・1980)。留学支援プログラムの詳細、申込書類はこちら(PDF)。