Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
三位一体の神様

三位一体の神様(3)夫婦の摂理 山崎純二

2016年3月24日22時47分 コラムニスト : 山崎純二
  • ツイート
印刷
関連タグ:山崎純二

前回、三位一体が難解なのは「三(複数)つが一(単数)つ」という点であるが、聖書には「三位一体の神様」以外にも「複数の人格(位格・ペルソナ)でありつつ、一体なる存在」の例がはっきりと示されていますので考えてみてくださいと言いました。一人の方が、私が今日書こうとしていることとほぼ同じことをコメント欄に回答してくださいましたが、他の皆様も考えていただけたでしょうか。

二つの基本的なこと

今日は、本論に入る前に踏まえておきたいことがあります。それは、三位一体なる神様を理解しようと努めるに当たって大切な考え方が二つあるということです。いやこれは三位一体論だけに関わることではなく、聖書全般の他のテーマを理解する上でも同様です。それが以下の二つです。

・聖書によって聖書を解く
・神に似せて造られた人間になぞらえて理解する

【聖書によって聖書を解く】

これは、聖書全般や神学を理解するに当たって肝に銘じなければならない点です。ヨハネの福音書20:31にはこうあります。「しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである」。神様は私たちが命を得るために必要かつ十分な核心的内容が聖書に書かれるようにされたのです。ですから、ある聖書個所を理解するためには他の資料や知識を探求するよりも、聖書全巻を何度も繰り返し読んで、聖書全巻の知識をバックボーンにして読むということに重点を置くべきなのです。その基礎ができた上でならば、他の資料を学ぶことも有益となり得ますが、決して逆ではありません。

【神に似せて造られた人間になぞらえて理解する】

もう一つの大切なポイントは、神様に似た(近い)存在を通して神様を理解するということです。驚くべきことに聖書は、私たち人間が神に似せて造られたと語っています。であるならば、「人間」をアナロジー(類比・類型)やタイプ(予型・ひな型)とすれば良いのです。別の言葉で言うと、人間になぞらえて三位一体なる神様を理解していく方が、水や卵や三つ葉のクローバーなどを例えにするよりも深い理解に近づけるということです。

二位一体

また、前置きが長くなりましたが、上記の二つの基本的な原則を踏まえて、「複数の人格(位格)からなる一体なる存在」というのは、それほど奇異なことではないということを確認していきたいと思います。例えば人間の夫婦の関係を考えてみましょう。

「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる。」この奥義は偉大です。・・・(エペソ5:31、32)

夫婦の関係はまさに「複数の人格(位格)からなる一体なる存在」の一例となります。夫婦は当然異なる人格を持っていますが、聖書によると「ふたりは一体」なのです。もう少し、詳しく見ていきましょう。

この箇所は、新約聖書の著者であるパウロが、さらにずっと昔に書かれた創世記の言葉を引用しているものです。しかし、いきなり「それゆえ・・・ふたりは一体となる」と言われても「???」ですね。この「それゆえ」を理解するために、創世記においてどのように男女が造られたかを確認しなければなりません。

神である主は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女(イシャ)と名づけよう。これは男(イシュ)から取られたのだから」(創世記2:22、23)

なんと女性は人の一部から造られたと聖書は教えています。つまり、これもまた驚くべきことですが、男女はもともと一人の人だったわけです。そしてその一人の人の一部から女性が造られたのです。それゆえ、その二人が出会って結ばれ、心から互いを愛し合うときに(コロサイ3:14)一体となるというのです。なぜ男女がこれほど強く惹(ひ)かれ合うのかが分かる気がするではありませんか。キリストもこの摂理について、このように明確に表現しています。

それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。(マタイ19:6)

この「ひとり」の人は、依然としてそれぞれが独立した人格を有していますが、神の視点で見るときには、「ひとり」の人となるのです。「複数の人格(位格)からなる一体なる存在」というのは、到底理解できない奇想天外なことではなく、ごく身近なことであるということがお分かりいただけると思います。

今日の社会においては、売買春や離婚や人の妻と浮気をすることなどが日常茶飯事となっています。しかし、聖書はそのいずれをも禁じています。それは道徳的に禁じているというよりは、上記のような神様が男女を造った摂理があるので、一体となった人の関係を壊すことは真の幸福にはつながらないと私たちを諭しているのです。

とはいえ、すでに過去にこのような体験を経てしまっている人を、聖書はいたずらに非難しようというのではありません。キリストが高価なご自身の血(命)の犠牲を払ってくださっているので、全ての過ちは赦(ゆる)されます。ただこれからはこの神の摂理を知り、お互いの関係を尊重すべきだということです。

キリストの体

夫婦の例え以外にも、「複数の人格(位格)からなる一体なる存在」というのを聖書の中に見ることができます。キリストを頭(かしら)とし、全てのキリスト者は皆で一体であると聖書は教えています。聖書箇所を引用しておきます。

しかしこういうわけで、器官は多くありますが、からだは一つなのです。・・・あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。(Ⅰコリント12:20~27)

愛は結びの帯として

このように「複数の人格(位格・ペルソナ)でありつつ、一体なる存在」というのは、聖書の中核的なテーマとして描かれています。いずれの例えも、偉大なる三位一体の神様の全てを説明しきれているわけではありませんが、少なくともその一面の理解を助けてくれているはずです。そして、どのテーマにも共通しているのが、結びの帯としての「愛」です。夫婦の関係にしても、クリスチャン同士の関係にしても、三位一体なる神様にしても、「愛」がなければ絶対に「一体」となることはできません。

ところで、夫婦やクリスチャン同士の関係には欠けがあると言わざるを得ません。愛がないとは言いませんが、人の愛は完璧なものではないので、関係が壊れたり、ヒビが入ったりすることもあるのです。しかし、三位一体なる神様は「愛」そのものなるお方なので(Ⅰヨハネ4:8)、三つの人格(位格)でありつつ、完全に一体なる方となり得るのです。私たちの関係も、やがてこの神様の交わりに招き入れられるときに(Ⅰヨハネ1:3)本来の姿に回復されることになるでしょう(Ⅰコリント15:40~44)。

そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。(コロサイ3:14)

<<前回へ     次回へ>>

◇

山崎純二

山崎純二

(やまざき・じゅんじ)

1978年横浜生まれ。東洋大学経済学部卒業、成均館大学語学堂(ソウル)上級修了、JTJ宣教神学校卒業、Nyack collage-ATS M.div(NY)休学中。米国ではクイーンズ栄光教会に伝道師として従事。その他、自身のブログや書籍、各種メディアを通して不動産関連情報、韓国語関連情報、キリスト教関連情報を提供。著作『二十代、派遣社員、マイホーム4件買いました』(パル出版)、『ルツ記 聖書の中のシンデレラストーリー(Kindle版)』(トライリンガル出版)他。本名、山崎順。ツイッターでも情報を発信している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:山崎純二
  • ツイート

関連記事

  • 死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(60)平安の心は大切か 米田武義

  • 【寄稿】山形伝道の現場から―この厳しき環境に、美しい花は咲くか 矢澤俊彦

  • 日本宣教論(9)日本の周囲の状況:アヘン戦争 後藤牧人

  • 愛するとは? 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.