同志社大学は来月15日、同大京田辺キャンパス(京都府京田辺市)に3月に完成した新会堂の献堂記念として、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による講演会を開催する。テーマは「同志社のキリスト教主義は人生にどう役立つか」。同大出身で、クリスチャンである佐藤氏が、同大のキリスト教主義についてクリスチャンでない人にも分かりやすく語る。
同大は3月、同大初の宗教施設となる礼拝堂「言館(ことばかん)」と、既存の建物を増築して造った「光館(ひかりかん)」からなる「同志社京田辺会堂」を完成させた。特に「言館」については、京田辺キャンパスにこれまで礼拝堂がなかったため、建設は長年の懸案だったという。名称は、新約聖書(新共同訳)の「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった」(ヨハネ1:1)に由来。今回の講演会も「言館」で行われる。
入場無料。申し込み不要。問い合わせは、同大キリスト教文化センター事務室(電話:0774・65・7370、FAX:0774・65・7374、メール: [email protected])まで。