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キリスト教主義の国際ＮＧＯ「グッドネーバーズ・ジャパン」はアフリカのチャドに井戸を作るためのファンドレイジングイベント「１０リットルチャレンジウォーク」を１１月３０日（日）に行う。
このイベントは、２～３人一組で１０リットルの水を浜松町から東京タワーまでのおよそ２キロを歩くというもの。毎日水汲みのために歩く途上国の人々の生活の一部を体験し、安全な水にアクセスできることの大切さを考えるために企画された。
衛生的な水の不足は、アフリカの各地域に数多くの問題をもたらしている。子どもたちは、濁った川や水たまりへ毎日のように水を汲みに行かされるため、小学校に行くこともできず、汚れた水でお腹を壊すこともある。また、こうした水は食器などを洗ったり、掃除にも使われ、伝染病などの原因になることもしばしばだ。
井戸を使う子どもたち（写真：グッドネーバズ・ジャパン提供）
井戸を１つ掘るのにかかる費用は約３０万円。きれいな井戸の水が確保できれば、病気のリスクや子どもの水汲みに要する労働時間を減らすことができ、何千人もの人々の生活環境が改善されるという。
イベントの終了後には、羽田空港でグッドネーバズ・ジャパンの創立１０周年記念パーティーも行われる。チャレンジウォーク、記念パーティー共に事前申し込みが必要。詳細は同団体のＨＰで。
